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2010/04/24(土)
山鳥にタヌキにオオルリ
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朝から雪降りで、屋根が白くなりかけた。とたんに雨に変わって屋根から音たてて雨水が落ちる。時折晴れ間が広がって日が差すが直ぐに雪が舞い始めた。もう驚かない。今年は冷夏の年なのだろう。二宮尊徳なら差し詰め寒さに強い作物を作るのだろうが平成の領民は不味い野菜は食べないだろう。 それならと若菜を摘みに出た。まだ雪の残る斜面にはフキノトウしかないけれど、どうも先に来た人がいるようで、足跡のある辺りには何も無かった。山のものは先手必勝だ。その代わり、足元から飛び立つ山鳥に驚いたり先の斜面を降りてくるタヌキを見たり、オオルリまで現認した。春になったのか分からない寒さが続いているけれど小鳥達は元気で雪が降ろうが雨になろうが追いかけっこを繰り返している。ミソサザイやホオジロあたりだろうと鳴き声を聞いていたのだが、今朝は確かにオオルリの鳴き声を聞いたように思っていた。昔オオルリが店で売られていた時代に兄とふたりしてオオルリを飼った。すり餌をやって小桶?に入れて鳴き声をよく聞いた。オオルリはコマドリ、ウグイスと共に日本三名鳥で東南アジアからの渡り鳥だ。飼っていたオオルリは虫をたらふく食べさせて家の中を散々飛び回らせてから春に野に帰した。生きるとは思わなかったが人に飼われて死ぬより一度でも大空を飛ばせたかった。若かったからだがあれはあれでよかった。ここのオオルリはもう何年も繰り返し来ている。彼も今年の寒さには驚いているのだろうがこんな年もあるさ。ギフチョウは3兄弟になった。 名言 だいじょうぶ、だいじょうぶ、ゼンゼン 大丈夫 大竹しのぶ
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