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2010/03/08(月)
待春風
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雪囲いを外し始めた。和山温泉はまだ早いよというが室内を明るくするためには板囲いの呪縛を取り除く必要がある。だって、もう直ぐ春だよ。確かに風は冷たくてブルブル震えるけれど東京から5日ぶりに見るここの雪は確実に30cmは沈んだように思うからだ。だから春を迎えに行ったっていいだろう。用事は明日一日で片付けて歩き易いように雪を掘り起こそう。二日もあれば出来るだろう。予報では雨か雪になっているけれどもスコップひとつで汗かいて湯の風呂を楽しもう。お金を持ってビールなんかを風呂上りに飲んだりすれば雨だろうが雪だろうが、寒かろうが暑かろうが上々吉というものだ。来週の解禁に来る釣り道楽の客がお金を使って都会から来るのだから、のんびりし過ぎた私はそれくらいの汗をかいて彼らに答えるのも自身ちょっといい気分というものだ。 春になれば魚が泳ぎだし、フキノトウも頭を出すのだ。そう云えば除雪作業の人に聞くと今年の雪は地面に積っている雪は綿雪だそうだ。量は多いけれど空気を含んだ綿雪は融けるのも早いと言っていた。そうなればますます上々吉なのだ。 名言 メロスは激怒した。 「走れメロス」太宰治 NHK教育
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