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2010/03/24(水)
魚島、魚島、魚島の桜
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一日寝ころんで旅を作っていた。 昨夜布団のなかで考えていると28日の集落の常会が終われば4月5日まで予定がないし、桜はこの寒さでまだ持つだろうと思ったらスイッチが入った。魚島は30年ほど前に行ったことがあった。当時「旅」という雑誌が瀬戸内特集をやってい、職場に魚島出身の女性がいて「行ってごらん」と言われたりして響灘に浮ぶ魚島に向った。かっこつけてコートを着て尾道から船に乗ったことがある。鞆の浦も尾道も魚島も記憶に残る旅だった。それに今年の桜は瀬戸内、響灘の魚島の桜と決めた。海の青と空の青の間で散る桜は人生の思い出になると感じた。 魚島は今は200人ほどの住人しかいないという。宿も飯屋もないという。船便は因島に4往復だという。ただ帰るまで4泊はかかるようで節約をしなければならない。これが嫌だ。とすると鳥取一泊、尾道一泊で島からの帰りは京都辺りで桜を見てこようかと少し混乱した。そこで目をつぶって寝ころんで中国、近畿の地図を思い浮べ、鉄道地図を重ねて考えているとだんだん旅が出来てきた。岡山か姫路で泊まれれば帰りは京都山科に桜を探すか雄琴温泉辺りを研究するかどうにか1日には帰ってこれるだろう。お金を下ろして旅にでも出よう。昔は鈍行でいくら旅しても疲れなかったが今回はどうかとちょっと面白い。5日のドックで何か悪い病気だと言われてもいい年だし頑張って旅をしてこよう。 (写真は去年5月2日の桜です) 名言 おれのお袋って この世に何しに生まれて来たんだろう。心配ばかりしていたな。 野村克也
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