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2010/03/12(金)
事、足るを知る
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朝は遅くやってくる訳ではない。私の起き出すのが遅いだけだ。6時から10時までウトウトしていた。けれど夢ひとつ見るわけではなかった。朝と昼が一緒になった食事を終えて外に出た。風が強かったけれどそれは南風のようだった。中津川右岸、湯への道を作り始めた。堰堤の上は手摺りがないと危ないので今日掘り起こした。明日は手摺りを設置できるだろう。 見上げると鳥甲山と空と光と川の流れが輝いていた。この景色だけで何もいらないなんて思わないが、暖かく風もいいし、光も輝いて水の流れの音も優しい。見ている私が満たされているのも事実なのだ。こんな日はそんなにない。春が近くやらなければならないことに追い回されるわけでもなくただボーッとしていられる時間はそんなにあるというのではない。日差しの中で桜が咲いて青い空で桜が川面に映って誰もいないといった所にぶつかったような満足、幸福感に近い。そう云えば今年は「桜マップMロード」編と「紅葉地図Mロード」編を作ろう。この辺の若者に話しても進まないから私が作ってやろう。タダでは上げないのだ。 日が暮れると寒さが増してストーブを焚いた。焚いて、焚いて、焚いてようやく暖かくなった。これで充分だ。 名言 梅は匂いよ 桜は花よ 人はこころよ 振りいらぬ 山家集
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