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2010/02/02(火)
野生のしたたかさ
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きのうの嫌な雪は10cmほどで軽い降りだった。これでいい。 生き物はなかなかしたたかで、野生動物のカモシカもテンもどんなに空腹でも何でも食べるというものではない。先日玄関前に置いた物でも、ナシと大根は食べたが他の野菜屑には見向きもしなかった。生ゴミに類したものにはその散乱した跡を見るにつけ動物からの文句が聞こえてくるようだった。「くれるならちゃんとしたものを寄こせ」「お前だけ食べていければいいのか」 コタツに足を入れるとコツンと何かが当った。取り出すと栃の実でネズミがかじっていた。ここにいるネズミは小さなハツカネズミのような奴で都会のそれとは違うが、たまに小沢に潜っているのを見たことがあるがそれは天然記念物の水ネズミではない。 ただ先達ての屋根裏を走る音やこうしてかじった痕を見るに付け生きることの必死さを見るようだ。天敵のネコの不在を確認して出てきたことになる。こうなるとやはりタミコの存在が惜しくてならない。 名言 「平和」とは単なる「戦争のない状態」だけを指すのではなく、飢餓や貧困・差別・環境破壊 などといった、「あらゆる抑圧・人権侵害=暴力のない状態」、 いわば「社会的不公平のない狂態」を言うのである。 ヨハン・ガルトゥウング
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