|
2010/02/18(木)
手習い、楽し!
|
|
|
東京に雪が降ると、ここは晴れるようです。その変わり東京が晴れればここは雪になります。つまり多くの日が雪っぽい空の下になる訳です。このところ確かに寒いのですが気温を見ると−3℃といったところで冬の山間地とすればこんなものでしょう。 掃除も済んで気分がいいので今日は藤沢周平さんの「冬の日」を朗読していました。タミコがいなくなってあんまり声を出さないので気分転換になります。読み終えるとお呼びが掛かって湯から二軒回ってきました。みんなストーブの前でチマチマと暮らしています。経済的な方法です。お湯を貰ってヒゲを剃って帰ります。 さて何をしようかと言う間もなく池の雪と裏の雪を構って、墨を摺ります。そうです。習字を始めます。土産用の木の枝を切ってこけしを作ろうとしています。「にぎりん棒」と呼ぶそれはブナやカエデ、カツラやナラなどで、木の裏にその名を筆で書こうと思ったのでして、下手な字でも筆で気持をこめれば格好いいですしね。ただどうしても真直ぐにかけない。右下がりになってしまうのです。書道は留め撥ねだとTVで見てから真似ているのですが結構面白い。毎月第2と4の月曜日は千住のトラヤの2階でいい勉強会があると聞いて参加したいのですが少しここで腕を磨いてからにしましょう。変な癖がついたとしてももう初老だからいいでしょう。 名言 ひとりになると 急に日が長ごうなりますわい。 「東京物語」
|
|
|
|