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2010/12/31(金)
大晦日
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この一年は長く感じる年でした。何といっても「タミコ」が死んでおもしろくもない日々でしたがどうにか「タミコ」の幻にも慣れてきました。このところズーッと後ろ向きで来たのですがそれはこれからの日々を無駄に過ごさないようにするための準備であったと思っております。昭和24年生まれの僕はこれで61回目の正月を過ごします。すると直ぐに兄の亡くなった62歳ということになります。生きとし生ける者はやがて死ぬのですがその時は恐れと絶望を感じてもいいからその日までは今まで残せなかったことに向って努力しようと思えるようになりつつあります。 世の中はどうでもいいことがたくさんあります。そのなかで僕にしか出来ないことをやっていこうと思っております。まずは今のもっきりやのスタイルを堅持して諸国を旅する方たちに一夜を提供することです。来年も1泊2食3000円であります。さてその次に僕がやらなければならないことはこの地をどうやって愛するかということです。畑に花木を植えて山に返した小林ムツさんのように生きるか、ターシャ・テューダーのように自然を受け止めるか、僕なりにブラブラ考えて見ます。 大晦日、久しぶりに年末から正月が続いています。 皆さんに感謝。ご健闘を祈ります。 名言 最後の深い呼吸 ロストロ・ホービッチ 歌劇「ドン・キ・ホーテ」より
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