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2010/10/05(火)
日常に戻ること
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今日は仕事に出た。このところの忙しさから早くもとの暮らし方に戻らないといつまでも疲れが抜けない。今回のような大仕事の後は休むのではなくいつもの暮らし方に戻らなければ疲労も取れないしこころの安定をもてなくなる。ここは大事なのだ。あの伊達巻戦争時もそうだったが、何が何でも毎日同じ事をくり返して体と心を安定させることが大事なのだ。僕は中年になった頃からそうしてきた。もちろんそれでもダメな時はあるけれどもそんな時は泣くしかないことも知っているのだ。ひとりで泣くのだ。 今日はちょっと変った体験をした。大きなトンネルの前で仕事をしていた時のことだ。トンネルの闇の中から人の声が聞こえてきたとき、映画「ゆめ」のトンネルから出てくる旧日本軍の全滅した一個小隊の隊列を思い出した。ジーッと見つめていると何だかその闇が特別の宇宙に続いているように感じた。子供だった頃常磐線「磯原」近郊のトンネルを歩いたことがあった。危ない遊びだったけれど、そこから飛び出てくC62の蒸気機関車が牽く列車を見ているとそのすさまじさにトンネルの中には何があるのかと感じたのであろう。そんなことを考えながら仕事をするのもいつもの僕である。 名言 世渡りの為 学校はつまらなくても 学校へ行け 岡野雅行
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