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2009/09/06(日)
この人も見よ
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昨日は気にしていたトイレが溢れる寸前でどうにか汲み取りを貫徹した。このところお客が増えた分あれも多いようだ。でも私はそんなに汚いものだとは考えていない。食う気にはならないが汲み取りをしながら飛まつが口に入ったこともあったし、その仕事をしている人と話したこともあった。仕事ならしょうがない。ここのトイレも都会のそれとは違うのだし昔のポットン式から比べればずいぶん進歩したのだから山のトイレはこれでいいと思っている。ついでに石垣の天場をモルタルで固めた。そんなこんなことをしていたら、88歳の信一さんがほんとに久しぶりにやって来た。 「ここまで来たから、舞茸見てきたがまだ早いのかな」 この辺りの山は急峻である。何かにつかまりながら上るとしても舞茸は悪場にしか出ないキノコである。米寿の信一さんがチョットといった感じで上るところではないのだが、昨日の福一さん同様何か気になるとちゃんと確認する手間を惜しまないのは大したものである。都会の高齢者が病院ばっかし行っているから役人が後期高齢者医療制度を作るのだ。厚生省は論外だが自立心をなくした年寄りになっては向こうの思う壺であると信一さんを見ていてそう思った。 今日は残りの薪を割って積み上げた。杉までやろうとしていたら、友人がインド国の使節を連れてやってきた。この分ではいつかインド国の常設施設になりそうな感じで、台所に漂うカリーの匂いまでしてくるようだった。だもんで杉は持ち越しとなった。疲れるな〜。 今日の名言 命よりエライ岩魚はいない 下田香津矢
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