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2009/09/04(金)
志賀を行き来する車はサルより少ない
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仕事の都合上秋山林道にへばりついていた。この頃の林道は通行量が少なく山を騒ぐサルの方がずっと多い。時々下で仕事をする人間をイカクする声を出したり、石を落としたりする。もちろんサルばかりでなくカモシカも同じように山道を行く登山者に石を蹴落としたりする。耳元をビューンと音たてて小石が飛んでいったことがあった。あれには驚いた。カモシカは好奇心が強く人が通ったりすると何だろうと見ている。近づいてくると危険を感じて逃げる。その時石が落ちるので、ワザと落とすというほど学力はないのだ。ただこの頃のカモシカは保護動物になってしまって撃たれることがなくなった為かいやに堂々と人の前を動いている。「人間はゆるい」という認識は持っているようだ。とすると知力はある。学力で命は守れないが、知力があればどんなものでも生きてゆける。帰りがけにここの野良カモシカに出くわした。しばらく見ているとゆっくり藪の中に消えて行った。 今日の名言 人は成長しない、太るだけだ。 映画「ディボース・ショウ」
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