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2009/08/08(土)
ノラネコの夏
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一向に夏らしくならないままもう8日、節句です。今日はお客さんが来ます。それも山に登ります。それで天気が気になるのですがどうもあのなつかしい「八月の砂」はやって来ません。それでも山に登る人にトロロご飯を食べさせるべく津南に下りた。長芋を昨日忘れたし、友人がバスで来るというので下りたのだ。バス停で待っている和山の人も乗せて帰って来るとノラネコの某君が道端に端然と座っていた。彼は去年の秋頃からここの出作り小屋でネズミなんかを獲って生き延びたネコで、心配した冬をどうにか乗り越えた強者である。ただ人間を信じていないのかいくら手を差し伸べてもこっちを振り向くことはない。そこが雄川閣の捨て丸との大きな違いなのだが、人もそれぞれのように小動物もいろいろだ。その独居の姿に敬意を払って帰って来ると家のタミコはなんの屈託もなく眠っていた。「だめだな〜」と感じつつおにぎりを含めたご飯を炊きだした。明日は4時起きだ。晴天を祈る。 今日の名言 他人のために暮らすのはもうたくさんだ。 せめてこのわずかな余生をみずからのために生きようではないか。 モンテニュー
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