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2009/07/05(日)
東京忘れて、草刈でも
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梅雨空ではっきりしないが今日は仕事を始めようと重い腰をさすっていた。9時になれば10時から、10時になれば後30分とおっくうがった。看板の「営業中/休業日」を新たに作ってから、昼を挟んで草刈を始めた。家の周りと川まで、Mロードに入ってS字の上までやって5時になった。何だか街の匂いが袖口についているようで外の仕事に馴染めない。こういったことは初めてではないが珍しい。いや、草刈なんかより都会で一杯飲んでいた方がどんなに楽しいか。寅が柴又の団子屋の茶の間で楽しかったひと時を思い出すようなものだ。年を取るとそういったものなのだろうか。よく分からないが、東京を忘れてひとつ草刈に専念しよう。 前回と比べて草も成長して若者に育った。また8月になると草は中年の知恵をもってもっと刈りにくくなる。草も人間と同じように成長する。秋には枯れて死んでしまう。オレももう10月の草なのだ。 今日の名言 ひとりになると急に日が長うなりますワイ 「東京物語」小津安二郎
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