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2009/07/02(木)
 ヒョーと鳴けば、キンーーと答える鳥が不意に消えた。春先に、夜中から明け方にかけて心をさわがせるように、恐ろしげに鳴いていた鳥だった。偶然にそれがトラツグミと呼ばれ、地方によっては「鵺」(ヌエ)と呼ばれる鳥だと分かった。
 春の深い闇夜にその声をはじめて聞いたときはドキンと心臓にきたのを忘れない。こういった山の中にひとりでいるといちばん恐いと感じるのは物音である。すべてのことには原因があってそれを突き止めればなんと言うことはないのだが、雨がシトシト降っているときなんかにバキッと大きな音がこの家から発していたり、天井裏をズズズゥ---と何かを引きずるような音がしたときは正直恐いと思った。家中ひっくり返して原因を知った時にもう少しここに住もうと確認できたようなものだ。
 ところで「鵺」は横溝正史のどの作品だったか忘れたが「鵺の鳴く夜は恐ろしい」というコピーで忘れないのだが、キーーン、キーーンと金属的な声で鳴かれると布団を頭からかぶって寝てしまった。そのヌエももう海を渡ってる頃なのだろう。
 今日の名言
  イライラは良心の痛みだよ
      映画「シェーン」


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