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2009/06/21(日) 「あか」について語る前に
 この頃屋敷と上の原の集落で小熊の目撃が相次いでいるという。私が見たのではないけれど何人もの住人が見ている。小熊には必ず親熊が寄り添っていてその熊の凶暴さは恐ろしいと言う。ところがここにいる小熊には親熊の気配さえない。この話を聞いたのは和山の福一さんのところでだった。彼は云う。「熊というのは二匹を育てることしか出来ない。ところがたまに三匹生まれることもある。すると母熊はなかの一番元気な小熊を放してしまうのだ」子犬のような大きさの熊が果たして生きて行けるのかは不明だが、三匹の小熊を生んだ母熊の困惑もそうだが、親に捨てられた小熊の先行きも心配してしまう。
 「あか」という名前の犬について話を聞いて回ると、この辺りの犬の名前は「アカ」「シロ」「クロ」「ポチ」と決まっていたという。だから苗場をお客を案内した「あか」がゴッチャになってしまうのだ。この辺りの犬も熊もどちらかというと放っておかれたほうが立派な成獣になるのかも知れない。
 寒い日が続く秋山の空は何だか9月のようにきれいだった。


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