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2009/06/18(木)
カラスは進化するのに
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軽トラの狭い車内で右足でアクセルを踏む姿勢が続くとヒザの内側が重くなって痛みを感じるようになる。ここから十日町往復が嫌いになった。 今度の工事は池の補修工事になる。池内に10cmの型枠を造り底部ともどもコンクリートで固めるのである。そのための排水用のパイプやらを買いに出た。また、この次の工事、U字溝と玄関までの舗装のための資材の下見だった。これは津南では足りず十日町の大きな金物屋に出向かなくては用が足せない。本当はもう工事なんかせずにのんびりしたいのだが、最低限のインフラは整えなくてはならない。私が10年してここを出て、次の管理人に引き渡す為にも。と、呑気なことを考えて軽トラの運転席にいると少しはヒザもいいようだった。十日町で買った食糧やらをダンボールに入れて荷台に置いて津南で買い物をして帰って来た時のことである。どうも車の感じが違うのである。黒い物が何かを突っついているのだ。マサカと思ったのと、カラスが私のダンボウルを突っついていると認識したのは同時だった。駆けって行くとカラスは「チェッ」とばかりに電柱に飛び上がった。そう云えば先日水場の整備に歩いていると2mほどの近距離で「がーア」と鳴かれて驚いたことがあった。その時は巣でもあるのかと思ったが、今日のカラスの行動には明らかに意思に於ける進化が感じられた。もっともこの辺りのカラスの賢さには何時も驚かされるのだけれど、人間もそのくらいの速さで変わって行かなくっちゃ追いつけないのにと感じた。
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