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2009/06/11(木)
捨て丸かチビ太か
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仕事の帰りに雄川閣を見ると観光客が何と「捨て丸」を写真に撮っていた。給料袋から「捨て丸育英会」にカンパをしようとに寄ってみた。すると名前が「チビ太」に変わっていると言う。「捨て丸」では可愛そうだということらしい。何を云ってるんだと私は怒った。捨てられた犬をみんなが痛みを分かち合って保護育成しようということはその犬の境遇に魅せられたからなのであって、万全と望んで飼う犬とは違っているのだ。「捨て丸」はそのことをよく理解して必死で保護を求めたのだ。その健気さを忘れない為にも犬の名前は「捨て丸」でいいのだ。と私は強く要請して帰ってきた。 今度は友人が岩魚を釣るという。それではと私も付き合った。ところが仕掛けが多摩川のオイカワ用しかなく目印の代わりに何と玉浮きを使ったのだが渓流に玉浮きは似合わないと感じた。 夜にタミコが布団の中に入って来た。タミコに捨て丸の境遇を話して聞かせたのだが一向に同情する様子もなく図々しく眠っている。そう云えばタミコも野良猫だったのだ。今度はノラと呼ぼうか。
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