来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
2013/08/09 予定の作業をこなす
2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

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2009/04/17(金) 道路工事準備
 仕事に出て、これから町まで重機を取りに出ます。一日川の水かさは減ることがなくドウと流れていきます。
 タミコはひとりで留守番です。そう云えば川にカモシカがいて犬が一匹そばで吠えていたけれど、カモシカは動こうとしなかった。どこか怪我でもしているようだった。遠かったから写真はないけれどそうだった。

2009/04/16(木) さくらは津南まで来て散り始めた
 川は雪しろが続いて水かさが上がった。小さな沢もゴンゴンと雪解け水を流してしばらくは終わりそうもない感じになってきた。この土曜に道を直す段取りに向かった。山の桜はまだ動かないけれど街に下ると国道405では見玉辺りの桜が始まった感じである。桜もそうだけれどカタクリも咲きはじめたようだ。
 津南や十日町辺りではさくら盛りを越えただろうか。知り合いのおばあちゃんは「散り始めた」と小さな畑の手を休めながらさくらを見上げた。雪しろの写真は掲示板に
 今日の名言
  感覚を失ったとき、結果が出ないときに、どういう自分で
  いられるのかが一番大事だと思う。
  苦しさの中でも決してあきらめない姿勢が、何かを生み出し
  てくれるきっかけになる。
    ア・ナリーグ通して、3年連続100安打最速到達時の
                 イチローの会見より

2009/04/15(水) 通行止め
 遠くで雷も交えた昨日の雨は思いの外激しかったようでその忘れ物が川にも道にも残っていた。
 朝になっても薄ら寒く日曜日と決め込んでグズグズしていたが昼過ぎに外に出た。昨日の雨で道に残った雪はほとんど消えたけれど道一番の悪場に土砂が押し出ていた。このままでは車は通ることは出来ない。30分もシャベルを使えば車一台はどうにかと言ったところだからたいしたことではないのだが、昨日ようやくブルが入って通れるようになって安心したところだから嫌になってしまう。「とんでもない所だ」とヘンに自信が湧いてくるという感じだ。何だか慣れたというより諦めたのだ。今すぐにはどうにもならないが今度の土曜日には再度挑戦してみよう。
 今日の名言
  恐いと思ったとき 何をするかが大切だ。
     映画[BLACK HOWK DOWN]

2009/04/14(火) 手に汗握るMロード
 まず、苗場山山頂小屋は雪の中と一人合点していましたが小屋は全体は出ていなかったということで充分視認できるそうです。ただ山の雪は多いようです。
 先日から役場や区長に依頼しておいた川西林道の除雪をブルでやってもらった。道はブルでいいのだがなだれの付く悪場の雪はブルで乗り上げるようにして雪を構うので見ている私はドキドッキで小さく声をあげたりしながら後ろからついてゆくだけで、何と頓馬な手伝いである。今日のオペレーターは初めての人で上手にという訳にはいかなかったけれどそれは致し方ない。道にはまだ雪がところどころ残っていて今日明日は天気待ちで消えるのを待ったほうがいいだろう。18日にバックフォーを持ってきて側溝を開けたり荒れた路面を片付ければ日曜日には旧に復すということだろう。何やかやと物入りが続くのがこの時期だから諦めて道を確保しよう。
 今日の名言
   それでも人生は続く
         オシム

2009/04/13(月) 天気にイワウチワ見っけ
 お客さんに食べてもらって僕らが食べた。天気もいいのでもっきりやの周りの散策に出てみた。勿論御婦人は袋を持って昨日の続きのフキノトウ探しだった。毎年イワウチワの咲く場所で咲きはじめた花びらを見つけた。小鳥が楽しそうにさえずりながら飛び交い春の中に生き物が飛びはねているのがよく分かった。
 昼過ぎにみんな帰ってからデジタル放送の説明と給付金の手続きに出た。くれるものは頂いておこうと思った。
 今日の名言
  警戒心や判断力やおもいやりを忘れると
  悲劇は繰り返される
     J・キャメロン「タイタニックの秘密」

2009/04/11(土) 客室はきれいになりました。いらっしゃい。
 起きるとすぐに掛け布団を干した。朝食もそこそこに続きの掃除にかかった。一人の仕事というのは捗らないものだけれどそれも一興で、チョッと気付いたことに目が行ってそれも終えることが出来るのだから会社の仕事とは違うのだ、と自分に言い聞かせて横道の作業の方が気に入った。それは薪ストーブの部屋の換気扇だったり、ハンコウツキの飾りつけだったり、掛軸をつけたりそういったことは面白いし、目に見える仕事だった。作業部屋の冬用の野菜を片付けてどうやら日が沈む前に作業をやめた。日の暮れ際に索道に乗って人が来た。彼は私の父親の「汽車が好き、山は友だち」について話してくれた。それは父が帰ってきたような嬉しさだった。苗場山から来たという彼は山にはまだたくさんの雪が残って小屋の姿は見えなかったと話した。
 今日の名言
  警察は生きている人間より、死者を気にする。
                映画「怒りの葡萄」

2009/04/10(金) 準備準備営業準備
 風もなく暖かく、布団を抱えて屋根に上がるとそのまま眠ってしまおうと思うくらいです。
 暖かさがサクラを咲かせて、その下で人々の顔がほころんでその顔を見てサクラがゆれて役目を終えて散ってゆきます。そうなると人達はムズムズしてどこかへ行きたくなる。これからこの山奥に誰かがやって来ると思った。長かった冬の匂いを吹き払って春の風を家に入れようと準備に掛かった。
 布団を干して、煙突を掃除してカーテンを洗って、ガラスを拭いてトイレをやっつけた。下の部屋を片付けて一日が終わってしまったけれども明日もいい天気だと思うので、今度は掛け布団を干して二階を掃いて、残ったトイレと台所にかかろう。冬の間にやらなければならなかったことは結局毎年この時期をスルーして来年に向かって流れていってしまうけれど、それで済むのならそれでいいだろう。3000円のお客が嫌な思いをしないように3000円分なるべくがんばってみようとしているのです。
 ちょっと思ったのですが「花火」の花はサクラなんだと。
 今日の名言
   雨は財産である      中国諺

2009/04/08(水) ドックからキャット
 病院の8時はまだ患者の数も少なく、不景気の影響がここまで来たかと思ったが、思い過ごしに決まっている。
 今日の病院は健康検査で順調に進んでいたのだけれど胃カメラに至って死んだ。胃カメラは吉村昭の小説「光る壁」でその創作時の苦労を読んだことがあったが、あれから50年近く経って同じオリンパス製のそれは私の咽喉を通ることが難しかった。とすれば、50年前の胃カメラの七転八倒を思うと涙が止まらなかった。それでもガンの検査はこの比ではなく、亡くなった兄が語ったその苦しさを何としようと思わざるを得なかった。
 病院を逃げるように出て、昨日の巡視したMロードの除雪について要望を伝えて、津南の友人の味噌作りを見学の後、財布の残高がゼロになったのでそろりと帰ってきた。帰るとタミコが私を見てミヤーオと鳴いた。
 今日の名言
  雪と欲ぁー 積もるほど 道忘れる
             俚諺

2009/04/07(火) Mロード巡視
 もっきりやからしばらくは随分と雪のなかを歩いた。多分60cmほどはあるのだろうがところどころ土も出ているのだが3月末の雪が未練たらしく残っている。もっとも雪は山に多く残っていてるようであの頃の降雪が随分と悪さをしているようだ。この分だと苗場山も鳥甲も山の雪は例年通りになってしまうようだ。勿論山菜だって里ではいっぺんに出始めるだろうが山では遅れそうだ。道の肩の雪は融けてフキノトウが出始めています。良く見るとまだつぼみだったりカモシカに食べられたり、きれいに咲いていたりいろいろだった。
 ところでMロードは、そうですね今週中にでもいいのだけれどまッ来週というところだろうか。一本カエデが倒れていて早速薪ように切り出そうと考えた。明日は初めての人間ドッグという所へ行ってくるので無理としても今週中に片付けよう。ついでに役場に行って除雪を掛け合ってこようとも思っている。生きてゆく季節になった。しっかりしなくては。
 今日の名言
  相手は自分。自分と自分が見つめあっている。
               横尾忠則

2009/04/06(月) 桜見物終了
 桜見物を切り上げて帰ってみるとまだ雪の中だった。それでも気温は津南で18度と表示があって暖かいこと。一週間前の東京よりもずっといい気分だ。これで雪も終わりだろうと思った。今回の桜見物行脚では毎日飲んでいた。30日は近くの養老の滝、31日は留守番しながら自宅で一杯、1日は千住で奢ってもらって安心ほろ酔い、2日は従兄弟のうちで昔語りで飲んで、3日は誕生日が同じ友人と根津の由緒ありそな木造三階建てで頂いて、ご婦人を見送ってさらに庶民的な店にもぐり込んだ。さて4日には歌舞伎町の上海料理屋で還暦感謝祭を行って、友人とショットバーで、これはいい店だった。第一安い。5日は甥っ子と自宅で。さすがに飲み疲れてビールと焼酎だったが。こんなことを続けてはいけないと反省して帰ってきた。それでも初めて皇居や東博裏の庭園や歌舞伎町の見学(ここは昔タクシーで流していた頃は結構やんちゃな場所だったが、今では東洋人観光客が列をなして歩いていて、昔のような緊張感は無くなっていた)。
 桜は人がいて参拝やら見学やらするなかで見るのがいいようだ。せっかくあんなにきれいに咲いているのに誰も見ないのはもったいない。勿論ここ秋山郷の桜の時期になればカモシカやクマ、タヌキやウサギが見事なベニヤマザクラを見上げるのです。


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