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2009/04/08(水)
ドックからキャット
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病院の8時はまだ患者の数も少なく、不景気の影響がここまで来たかと思ったが、思い過ごしに決まっている。 今日の病院は健康検査で順調に進んでいたのだけれど胃カメラに至って死んだ。胃カメラは吉村昭の小説「光る壁」でその創作時の苦労を読んだことがあったが、あれから50年近く経って同じオリンパス製のそれは私の咽喉を通ることが難しかった。とすれば、50年前の胃カメラの七転八倒を思うと涙が止まらなかった。それでもガンの検査はこの比ではなく、亡くなった兄が語ったその苦しさを何としようと思わざるを得なかった。 病院を逃げるように出て、昨日の巡視したMロードの除雪について要望を伝えて、津南の友人の味噌作りを見学の後、財布の残高がゼロになったのでそろりと帰ってきた。帰るとタミコが私を見てミヤーオと鳴いた。 今日の名言 雪と欲ぁー 積もるほど 道忘れる 俚諺
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