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2009/04/21(火)
東京駆け歩き
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朝の6時に秋山街道を下って湯沢に7時15分に着いた。桜は小赤沢で咲き始めていた。バスは関越をゆうゆう走って10時過ぎに池袋に着いた。北千住の歯科医に直行し11時半より手術は順調に進んで12時半には終わった。帰りは池袋15時の新潟行きなので2時間半どう遊ぼうかと考えた。麻酔が効いていて痛み出す前に東京を歩こうと考えたのである。東京のサクラはすっかり葉ザクラになっていて、八重の散り残りが強風に煽られて時折舞うだけだった。 まず、東武で浅草へ向かった。僕の家では子供だった頃に首から浅草寺の身代わり札を掛けていたものだ。それを拝礼の後頂いた。浅草は立派な観光地だ。全世界人が歩き回っていた。そこから急いで永井荷風のアンジェラスで珈琲を飲んで上野に出る。昇竜にも藪にも寄る時間がなく覚めかかる麻酔を気にして痛くなる前に蕎麦を手繰った。アメ横でお茶と土産の魚を買って14時半に山手で池袋に着いたのだが、車内の吊り広告にJTBの時刻表が1000号になったというので探している間に時間となってしまった。結局時刻表も新聞も買えなかった。僕はJRが嫌いである。だからJRの時刻表はあっても買わないのだ。 この調子で帰りを遅くすれば10,000円で映画でも演劇でも展覧会でも参加できるのだ。ということに気付いた。
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