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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

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2009/03/17(火) 冬になったような降りだ
 今日は秋山小学校の卒業式で出かけようとすると、朝から降りだした雪が雷も伴って(夕立降り?)カーテンのように行く手を遮っていた。それでも降りが幾分弱まった時に合羽を着て索道に乗っていた。こんな時はやっぱネクタイだろうとも思うのだがあの降りにはカストロジャンパーが一番なのだ。水雪はタイヤを滑らし20cmは積もった道は走りにくくヒャッとさせられる。スピードの出しすぎなのだが時計を見ると時間はすでに過ぎていた。
 学校ではたったふたりの卒業生が大勢の大人達を前に実に簡潔に立派に答辞を述べていた。ここのような小さな学校だからなのだろうか、この子達なら大丈夫だと感じた。
 彼岸の入りで線香をあげての帰り道、釣り客が3人 魚を魚篭から出していた。暖かいからだろうがサビもとれた黄色の腹をした大きな岩魚がクーラーの中に納まっていった。
 今日の名言
  読書の習慣を持つ人は、老いてもなお楽しく生きることが出来る
            関川夏生

2009/03/16(月) 春になったような日だ
 一日中暖かい。風景が変ってゆくのがよく分かる。どうも日本中が春になったようだ。そうなってくると一日も早くここの雪も消えてもらいたいと思うようになる。世間の人たちはすでに春の訪れに飽きたというのにここではまだまだ畑も道も雪ノ下なのである。もっともそんなに働き者ではないけれど一応は早く背伸びをしたいのだ。それでも今年の道は4月になれば通れるようになるだろうが、それまでここにいて苛立っていてもしょうがないので、こんな時はどこかに出向いて行くのが一番だと思う。今年からひとつサクラをちゃんと見てみようと思いたった。還暦を迎えたことだし毎年ここ一番のサクラを見てやろうと思い立った。後何回見れるか分からなくなってきたことだし、今年は初めて皇居というところの北の丸や千鳥が淵のサクラを見てみようと思った。来やしない春をこっちから迎えに行くのだ。引っ張って来ようとも考えているのだ。
 今日の名言
  全ては移ろう
    涅槃に入る前の釈迦の言葉

2009/03/15(日) 公民館活動
 今日は公民館活動の会計監査の日でして、川を渡って会計報告をし、監査を受けて来たのだ。公民館の分館長は大きなバックフォーで除雪をしていたのですが、そこに和牛がいるのを見てきました。
 今日の名言
  姉妹って、一番の味方かと思うと
  一番の敵なんだナァー
         「阿修羅のごとく」向田邦子

2009/03/14(土) 荒れた方は、振られ男の嫌がらせ
 以前、東京でタクシードライバーを冬期間ではあるけれど、2年間やっていたことがあった。道を知らない新米運転手の私は走りなれた新宿あたりで稼いでいた。深夜になると人のいる歌舞伎町を流した。そこは面白い町だったけれど恐いこともあった。あの町でひとりの男を乗せたことがあった。シートに座った客はしきりにぶつぶつ呟き床を叩いていた。近場の客で、富久町辺りへもっていかれた。飲み屋で女にもてなかったのかいらだった表情で実にオウヘイに車を狭い路地まで走らせた。文句を言われるのを待っているようでいつでも喧嘩をしようという態度だった。結局何もなかったのだが、私は車を靖国道りまで戻すのに苦労した。女にもてなかった男の荒れ方などというものは一晩眠れば何も覚えていないものだが、荒れているうちはどうなるのだろうかと心配である。この頃の天気もどことなくそんな感じで、振られ男の荒れ方に似ていて、当り散らしているような塩梅なのだ。2日つづけて降った雪が、雨になり、強風に吹かれて消えてしまったと思うとふたたび降りだして、風を起こして吹雪いている。川は白濁して水かさが上がっている。もう、春なのだ。
 今日の名言
  始めきらめき奈良刀(室町時代奈良で大量に作られた刀、
      俚諺    奈良物と云われた。無理をしている
            と直ぐ続かなくなるのたとえ)

2009/03/13(金) 全国的強風に参加
 昨日までの雪は、今度は大風でドシンドシンと融けて行く。ザラメの雪はこれで一段と水っぽくなってくるだろう。きっと中津川の水位も上がると思われるから釣りの方は注意されたし。きっと何処の川もそうだろうと思う。
 今日は社会保険の手続きを終えて明日ポストに投函してしまおう。こういったお役所への書類はなかなか面倒で、自分で考えていては少しも進まない。やはり丁寧に電話口の担当者の方のご指導ご鞭撻を頂いた方がいいと思った。どっちに転んでも変らないのなら早くやり終えて、ボールを相手に投げ返してしまったほうが時間の無駄が省けるはずだ。
 外では風がどんどん激しくなってきた。これで雪が降っていたら大吹雪で雪女で都はるみだと思った。今年は演歌の助けを借りたくなるドラマチックな吹雪がなかった。すこし寂しいかな〜。
 それで雑魚川や魚野川の解禁は4月16日(木)1日券は315円とこまかいようです。
 今日の名言
  何があっても見捨てないわ
  君だけは信じてる。
   「ブーべの恋人」

2009/03/12(木) 釣り情報おまけで雪も
 中津川の釣りの解禁が迫ってきました。16日(月曜日)。もっとも切明橋から下流に限ってのことであるけれど。釣れる釣れないはさて置いて、釣り券は一日500円(去年)となっている。販売所は小赤沢では山口屋。和山で雄山荘、ヒュッテひだまりです。
 今年の川は暖かいこともあって大水ということはないが何回か増水している。また川原に出るまでの斜面の雪は右岸側では雪の融解がすすんで歩きにくいようになっている。雪はザラメ状で日が上がって気温が上がるとズボッと足を取られることもしばしばあるようだ。出来ればヒザ位ある長靴にスパッツなどで雪の入るのを防ぐべきと考える。ハンコウツキや杖などを持って片手を自由にして歩くべきだ。先日私もたくさん荷物を担いで家の前まで来て足を取られてひっくり返ってしまった。立ち上がる為に荷物をすべて下ろして、立ち上がるまでが面倒だった。気をつけてどうか釣りにやって来てください。
 昨日からの雪は昼まで続いて30cmは積もっただろう。でも止んで日が出るとズンと沈んでいきました。
 今日の名言
   世界には変った人が必要なのよ
   物事を違った目で見られるから
       映画「ジャイアント・ベビー」より

2009/03/11(水) 鉄砲を置いた猟師と「デルス・ウザーラ」
 それが始まる時間に訪ねた元猟師のお宅で結局最後まで「デルス・ウザーラ」を見た。字幕を読むのが面倒な年になってしまって多分ひとりでは見なかっただろうから、押しかけて見た甲斐はあったのだろう。「いい映画だ」と彼は言った。「じゃ今度は寅さんでも見るか」と約束して帰ってきた。雪はふたたび降り出していて踏みつけると水でも流れ出すのではないかと思うほどの春の雪だった。そして、ご主人の不在のマル福商店に寄って頼まれた蕎麦を手渡して帰ってきた。
 玄関前の除雪をしながら始末の悪い雪を楽しんだ。今日が暮れて吹き出した強風に窓を叩く音を聞きながらチョッと楽しめなかった。
 今日の名言
  生きるためのシステムがうまくまわり始めたとき、すなわち
  人と自然との適切な関係がその地域の特性に応じて確立され
  たときに、文明は出現しはじめる。永続的で普遍的な生活様
  式が形成され、人間のニーズとその地域固有の生態系とがう
  まく適合したとき、文明は存在しはじめるのである。
      「世界史のなかの縄文文化」安田喜憲

2009/03/10(火) 雨のなか国道を走り、雪の中川を渡る
 やれ年金だ雇用保険だと忙しく走った。ここは長野県なので社会保険の手続きはほとんど飯山市で行う。長野市にも行かなければならないのだが担当の方が郵便のやりとりで済むように対応してくれている。これは助かっている。
 先日森林組合の人からいいストーブだといわれていたものを見に行って来た。実に愛想のない鋼鉄製のマキストーブだった。台湾製の鋳物ストーブが倍近く値上がっている。鋳物のストーブは10年はもたない。鋼鉄製は私の寿命と同じくらいもつようだ。ただ少し背が高い。見たものは事務所で使っているのならいいのだけれど座敷で使う場合はもう10cm低くならないとバランスが悪い。明日製作所に電話して聞いてみよう。しかし愛想のない実用一点張りのそれだ。まるで蒸気機関車の釜のようだ。だからいいと感じた。百円のサバだとか卵だとかコロッケなんかを3組買って巡回お土産にした。みんな喜んだ。ザマーミロと嬉しかった。
 今日の名言
  長い旅路の 航海終えて 船が港に 着く夜は
    (友人の葬儀の日に)「港町十三番地」美空ひばり

2009/03/09(月) 巡回慰問
 昼までちょっと手伝ってよと頼まれて出掛けた。サルの足跡、手形が染渡りの雪面に残っていた。帰り和山の先輩を訪ねて回った。最近、薪ストーブを導入した家ではきれいにしたストーブに暖められてお茶を頂いた。家に閉じこもりがちになるこの時期はやはり時々訪ねて世間話なんかをして気分転換をすることはお互いにいい薬になるのだろうと感じた。そこを辞してマル福商店に向かうと昼寝の真っ最中。あんまりふたりして気分がよさそうなので抜き足で一旦自宅に向かった。湯は買い物に出たようで犬もろとも不在だった。1時からの映画「隠し砦の三悪人」を見ようと思っていたので昼寝、不在はいい塩梅だった。この映画は実は見ていないのだ。
 なんかいい映画だった。三船のお尻がいやにきれいだったり、又七や武蔵がなんと言っても面白かった。今のような先詰まりの時代にはいい終わり方で私は好きだ。
 ふたたびマル福商店に寄って今日3度ある「水戸黄門」の二つを見ながら、今年の文化祭で国定忠治をマル福忠治ともっきりや定で「可愛い子分のてめー達とも…」とやっていると飛脚がやって来て手紙を渡す。マル福忠治が演技を中断して読むと「お父っつあん、お店の金を使い込んだからすぐ送ってくれ」「大変だ定!すぐ送ってやれ」とマル福忠治。すると関八州の十手持ちがやって来て「それってオレオレ詐欺と違いますか」そこで爆笑。これをやりましょうと話して笑った。帰ると湯の兄が壊れたパイプの工事をがんばっていた。みんなそれぞれやってます。出来ればみんな元気でやって行きこうと思った。
 今日の名言
  どれだけ前に進めるか、これから私は挑戦するのです。
      復帰コンサートで都はるみ

2009/03/08(日) まず一騎通すゾー
 春が近づくと雪解けまでにやっておかなくてはならない仕事が襲い掛かる山賊のように押し寄せる。冬を迎える作業の逆をやることになる。もっとも例年と比べるとひと月は早いけれど。
 列記すると橋の解体、公民館の会計、社会保険の各種手続き、Mロードについての区長や役場への要請、玄関前の道の工事の準備。トイレの水復帰、後十回となったサクラ見物、法事の段取り、上水タンクの清掃、トイレの汲み取り、水場の整備、ストーブ調査、地区総会、軽トラの車検、壊れたワイパーの工事、車の任意保険、地区の人に頼んだ半コウツキの支払いと回収。書き出すことはありませんが遊んでいるように皆さんが思っているようなので。遊んでいても、忘れなければいいのですが、とにかく小さいことがたくさんあって、これでもかこれでもかと仕事が押し寄せます。「七人の侍」の山賊のようです。
 そこでまず一騎通すぞ〜と橋を解体しました。3時間はかからなかった。一騎やっつけました。ついでに公民館の会計も手がけました。ま〜こんなもんです。やるときはやるのです。橋の作業中フキノトウが出ているのを見つけました。まだ硬い感じでした。少し探せば幾つかは採れそうです。それだけ雪は消えています。
 今日の名言
  返還された戦争画に対し!
   戦争画、そこにあって それを画いたのは私で
   責任は 私にあるのだ!!
            小川原脩画伯

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