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2009/03/14(土) 荒れた方は、振られ男の嫌がらせ
 以前、東京でタクシードライバーを冬期間ではあるけれど、2年間やっていたことがあった。道を知らない新米運転手の私は走りなれた新宿あたりで稼いでいた。深夜になると人のいる歌舞伎町を流した。そこは面白い町だったけれど恐いこともあった。あの町でひとりの男を乗せたことがあった。シートに座った客はしきりにぶつぶつ呟き床を叩いていた。近場の客で、富久町辺りへもっていかれた。飲み屋で女にもてなかったのかいらだった表情で実にオウヘイに車を狭い路地まで走らせた。文句を言われるのを待っているようでいつでも喧嘩をしようという態度だった。結局何もなかったのだが、私は車を靖国道りまで戻すのに苦労した。女にもてなかった男の荒れ方などというものは一晩眠れば何も覚えていないものだが、荒れているうちはどうなるのだろうかと心配である。この頃の天気もどことなくそんな感じで、振られ男の荒れ方に似ていて、当り散らしているような塩梅なのだ。2日つづけて降った雪が、雨になり、強風に吹かれて消えてしまったと思うとふたたび降りだして、風を起こして吹雪いている。川は白濁して水かさが上がっている。もう、春なのだ。
 今日の名言
  始めきらめき奈良刀(室町時代奈良で大量に作られた刀、
      俚諺    奈良物と云われた。無理をしている
            と直ぐ続かなくなるのたとえ)


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