もっきりや


来るなら来てみろ　もっきりや

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最新の絵日記ダイジェスト

2013/08/09		予定の作業をこなす
2013/08/08		最後の焼畑のころ
2013/08/07		他人の力で生きてゆく
2013/08/05		貧すりゃ鈍する
2013/08/04		僕はツールド栄村でいいと思う

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	2009/03/30(月) 青ゲラの攻撃

　全国的に晴れるという予報どおりここにも陽射しが差してきました。お天道様はいいものです。そのせいか朝の７時に青ゲラの攻撃を受けました。青ゲラは屋根に去年スズメバチが掛けた巣を、その中に残っているのだろう幼虫を食べに来るようで、辺りが真っ白の頃には７時になると私を起こしにやって来たものでした。このところの陽気のせいかその攻撃の矛先が変っていい塩梅と思っていたときの攻撃に驚きました。きっと青ゲラにしたってこの時期の雪に驚いていたのだろうと思うのですが、彼らはついでに柱までトントンするのでそこのところで私の利害とぶつかるのです。柱の３分の１に穴ぼこが開いてしまうとこれは大雪で屋根が潰れそうな時にはいやでも目が行くようになるのです。勿論自然環境は守るのですがどうも教養がないせいかまず自分の生活に目が言ってしまうのです。勉強しに学校に言ってきます。１週間日記はお休み。
　今日の名言
　　共和国は今、危機に直面している。
　　　　Ａ．ヒットラー１９３２　ブッシュの言い方と同じだ

	2009/03/29(日) 午後になって降り止む

　元気に闘病中であった先輩と午後から萌木の里という温泉に行って来た。この施設は秋山の住人へ毎冬入浴券を配ってくれる。これはなかなか出来ないことで頭が下がる。今月一杯ということで出かけてみたが持って行った券は去年のものだった。今年の券を探して渡すのだが一枚足りなかった。ところが「いいですよ。どうぞ」と入浴を負けてもらった。また頭が下がった。1,000円高速の試し乗りでやって来た友人と気の早い快気祝いを敢行した。その間雪も止んで、飲みたいビールを横目で睨んで帰ってきた。早実もどうにか勝ったようだし、天気を除けば上々吉である。東京も凍るような寒さだと云うけれども、さて咲いたサクラはどうなっているのだろうか。見学にでも行くか。
　それいいがズーット続く雪降りですっかり真冬の景色に戻ってしまった「もっきりや」は、Ｍロードの復活も山菜採りもすべて順送りに送れそうだ。こんな時は東京を飛び越えてパリにでも遊学に出ようかとも考える。
　今日の名言
　　女ごころの　未練でしょう
　　　　　　阿久悠「北の宿から」

	2009/03/28(土) 雪降りやまづ

　４月になって１ｍの積雪があったこともある。何時かそう聞いたことがあったがどうもそんな気配がする。冬に逆戻りなのだ。東京ではサクラも震えていると電話口のさきで友人が言っていた。外を見やるといい降りの雪が舞っていて、どうなってしまうのかと見上げるばかりだ。
　索道の乗り場の雪を片付けに出て、湯に寄ってみた。昨日車を落として助けられた礼を言いながらお茶をご馳走になっていた。つり人が毛ばりの話をしているとご主人は伝統的な秋山毛張りを取り出して見せてくれていた。覗き込むときれいな毛ばりだったので写真に撮らせていただきました。
　今日の名言
　　どんな自分が見つかるか？自分
　　　　　　　　　　片山球子

	2009/03/27(金) ２月に戻る

　もう２２時になるのだけれど今も降り続いて積雪は３０ｃｍを超えている。困ったものだ。朝にごみを捨てに行くと和山のヨシコさんは、ほんとに２月の気候だと嘆いた。今日は厄日で大雪の中、車をバックさせながら後輪を踏み外した。湯の車に助けられて切明まで行くと今度は雪の為に付けたライトを消し忘れてバッテリーが上がってしまった。これも切明で助けてもらっては見たけれど、さて３度目は何かとチョッと気になった。
　津南に出るととにかくお金が飛んでゆく。ということは秋山にとって津南は生命線ということなのだろう。今日は車の保険、修理に燃料。車というのはお金のかかるものだと感じた。けれどこんな山奥に暮らす上はなくてはならないものであるのだしと諦めるしかない。買い物を終えて萌木の里で風呂に入ってきた。近所の年寄りに夕餉のおかずを配ってマル福商店で失敗を笑い合って帰ってきた。それからズーット雪である。困ったものだ。名言はお休み。

	2009/03/26(木) 雪を割って道作り

　私は恥ずかしながら早実の卒業生でもう４３年も前のことなのだけれど今となってはいい学校を出たと感じている。いや、成績も悪いし、たいしたことのない高校生だったけれども、早実が野球で勝つとスポーツ新聞などには「古豪復活」だとか、負けたとしても必ず見出しに出たりする。半世紀も前の卒業生としてはひとりニヤニヤするわけである。今日は甲子園での試合なのでオレもひとつがんばるかと索道までの道を割って土を出した。ついでに雪囲いもほとんど片付けた。そしてＴＶの前で高校野球を見ていた。３×３になった時は何だか負けそうで湯にカレーうどんを作りに出た。朝には晴れていた天気は降りだした雪の中ですっかり冬に戻っていた。でも野球は９回ウラのタイムリーでどうにか勝てたが試合はまったくの五分だったと思う。それでもまた次の試合まで楽しめるのはうれしい限りだ。こんなことならもっと学校に尽くしておくべきだったか。お湯に入ってカレーうどんを食べて帰りついた。
　今日の名言
　　謙虚になる必要はない、高慢にならないように気をつけるだけだ！
　　　　　　　　　　　ハリソン・フォード

	2009/03/25(水) もう春だったり、まだ冬だったり

　天気も悪いし、寒くもあるから一日部屋に閉じこもっていようと思った。けれど何だか気分が重くなって憂愁の渕に落ち込みそうになって、急いで川を渡って山を歩いてみた。けれども寒いし雪も降ってきたので一目散に帰ってきた。昼のうちから風呂を沸かして６１０ＨＡＰなる家庭温泉の素を垂らして漫画本を持って温まった。これは営業で使うと問題になるようだけれど個人で楽しむ分には上々の魔法の素である。
　神戸の友だちが送ってくれた「いかなごのくぎ煮」で一杯飲んで、それから眠くなるとゴロンと横になった。こんな日は、こんなことが一番いい。
　今日の名言
　　船長は１６時間、嵐のなか甲板で楽しんでいた。
　　彼は力強く、タフでとても強引だ！
　　　　　　　　映画「白い嵐」

	2009/03/24(火) 野球やら散歩やら

　９回のウラには今回の試合は厳しいと感じていた。その後の展開には正直嬉しかった。ようやく野球道ではないベースボールの新しい選手が出てきたようにも感じた。これからもあんまり精神性を出さない面白い試合を見せてもらいたい。勿論サッカーだって同じだけれど。
　気分良く散歩に行ってみた。切明から魚野川を歩いてみた。テンの足跡やらウサギの跡も見つけられたし、チョッと新鮮な鳥甲山も望めた。これは野球チームが私にくれたプレゼントのようだ。気分は春。ボールゲームは楽しい。
　今日の名言
　　死んだじいさんはもう迷うことはない。
　　天国に旅立ったんだ。
　　　　　「怒りの葡萄」Ｊ・スタインベック　Ｈ・フォンダ

	2009/03/20(金) 間にあうかサクラ

　雨っぷりがいい。また雪が消える。今度川西林道（Ｍロード）の積雪調査をしなくてはいけないだろう。新区長に除雪方を頼んでおこう、除雪用のブルが下がってしまわないうちに。
　再来週になるけれどひとつ北の丸や千鳥ケ渕、上野の博物館、枝垂桜。やはり東京のサクラはいいと思う。だけれども３０日まで持ってくれるか東京のサクラ、が心配なのである。以前府中の多摩川沿いを歩いていて角を曲がったところに一本の古木があって満開からしずしずと落ち来る花びらに感動したことがあった。その後その辺りを歩いてみても結局その古木を見ることがなかった。一事が万事そんなもので見ておかなければならないサクラはたくさんあるのだと思う。去年、屋敷の道路工事で切り倒された薬師堂のサクラはもう見ることが出来ない。サクラが先かオレが先かは分からないがひとつ今年からサクラを見てやろうと考えた。
　今日の名言
　　チューリップ　挿して間借りや　三ヶ日
　　鴨引くや　人生うしろ　ふりむくな
　　　　　　　　　　　　鈴木真砂女

	2009/03/19(木) 見玉不動尊

　９時に寒暖計をのぞくと１２℃を越えていた。洗濯を干して、町まで買い物に出た。暖かく気持ちが良いので見玉不動をお参りして来た。石段はまだ半分くらいは雪の中だったが月末には下駄で参拝できるのではないだろうか。来る人は一度見ておくべきだ。買い物のついでに自動車工場に寄ってＥＴＣなるものの取り付けについて訪ねてみた。今月末までの補助金はどうも延長されるようで予約した人の機械まで品薄で入荷していないといっていた。それも安めの機械は殊に絶望的で高めのものでもなかなかとのことだった。どうも補助金に目がくらむのも情けないがこういった仕組みを設定した役人がどうもいけないのだ。ＥＴＣがあろうがなかろうが１０００円は１０００円だ。でもＥＴＣばかりになると料金所で働いていた初期高齢者は失業してしまう。どうする政府？
　今日の名言
　　オレは情念のゲリラだ
　　　　　　寺山修司

	2009/03/18(水) 試合の前に一仕事、でも負けました

　気温は１２℃まであがって昨日の雪などどこにも見えなくなった。春とはずいぶんと力があるものだ。今日は野球があるというのでその前に索道乗り場の手すりを付けた。暖かくて順調に作業は終わった。サアー野球だとＴＶの前に座ったのだけれど日本のピッチャーが硬かった。２回以降は開き直ったようだが今度は打者が駄目だった。相手の先発は前回ほどではなかったが気負いが見えてしまって、見ていて楽しくなかった。おまけに民放の実況や解説者が何だか煽るような物言いには余計に気分を萎えさせた。野球なんだから双方の攻守、巧打を解説してほしいものだ。戦争してるのではないのだから。そこで相撲でも見て寝ようと一杯飲んで昼寝をしてやった。おしめをした赤ん坊がどんどん成長して、言葉を話し大人びた表情をしてくるのを唖然と見ている夢を見た。
　今日の名言
　　「若い時代に戻りたいと思ったことはないか？」
　　「若さより、賢明さだよ」
　　　　ブラット・ピット「ベンジャミン・バトン」についてのインタビューより

3月絵日記の続き