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2009/11/17(火)
落ち葉時雨
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夜になって気温は3度で時雨は雪に変わるようです。つるべ落としの暗さの中で気分も寒いと感じてしまいます。この時期はいやなものです。 落ち葉時雨の中をカッパを着て山の道の雪対策に歩きます。寒くて指先が寒さに慣れるまでは痛いくらいです。時々時雨が雪に変わってあっという間に山が白く色をなくします。持っているものをみんな着てすっかり真ん丸くなって落ち葉の上を雨にぬれながら国定忠治を気取って歩きます。”峠三里を後ろに捨てて〜、旅は憂いもの辛いもの。野に置く露の草木にも、こころ残して旅がらす。歩く街道かずあれど国定忠治は通せんぼ”というのは浪曲だけれどもひとりで鼻歌を歌っていた。 それでも秋は春より暖かい。着すぎのせいかも知れないが花見の胴震いのような寒さはない。山頭火の「時雨れてくるか」という俳句を思い出した。風呂に入って体重計に乗ったら60kを割っていた。きのうきょうと胃が重いのはがん細胞が弱った体調に力を得たのか。まァどうでもいいが。 今日の名言 探してもない部品は結局自分で作ってしまうしかない。既成の部品に合わせるのじゃなくて。 ロボット作家 高橋智隆
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