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2008/07/01(火) バクテリアに汚い仕事を託す
 バクテリアを培養して数を増やします。種となるバクテリアは栄村森の島田氏より分けてもらった。これを増やしてトイレの中で働いてもらうのである。
 山間地のトイレは都市や町のようには行かない。都会では人口が多いから下水本管と処理場を作って下水を処理するのだろうが、最近は津南町でも下水本管、処理場といった形になっているようだ。利用者の数の少ない地方では投下する資本の多さに泣いているのではないだろうか。その点秋山のような山間地では合併槽での汚水処理を行っている。もっとも私の高校生時代は合併槽のトイレに感動したことを覚えている。40年前の話である。それまでは汲み取り式のトイレで夏などアンモニアの臭気で鼻が曲がった記憶がある。もっきりやにしたって来た当時は汲み取り式の便所であった。しかし私のところのトイレは本質的には半世紀前の便所と同じなのである。確かに洋風便座になってはいるが合併槽にした場合のバキュウムカーが入ってこれないため進歩から取り残されているわけである。そこで随分とない頭を絞ってどうにか今のシステムを確立したのである。まず便槽に空気を送って好気性のバクテリアを投入して「うんち」を食べてもらうことに思い至ったのである。山小屋のトイレと考えたのである。その汚物を今度は土壌に帰してそこで地下浸透して自然に帰すのである。これを「肥だめ方式」として完璧ではないが出来る限りの環境対策を講じているのである。そのおかげで中津川の流れを守っているのであるがどうだろうか。


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