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最新の絵日記ダイジェスト
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2008/07/23(水) マレットゴルフ
 公民館活動というのがあって、地区の文化的活動を担っているということである。運動会や敬老会、文化祭やらがあって、まっ、ところどころ忙しいのである。今日は仕事を休んでマレットゴルフに出た。あまり文化的と言うわけではないが、次回のオリンピックで正式種目にでもなればこれは立派な文化活動である。その後、栄村にある絵手紙会館なるところで絵手紙を見せてもらった。こんなはがきを貰ったら楽しいだろうと感じつつ、どうも似たような絵手紙が多いのには今後の勉強を期待せざるを得なかった。
 それから北野天満温泉というところで汗を流して昼食となった。ここには生ビールがあって尚且つ手打ちの蕎麦があるのには驚いた。それがとてもおいしい。地元で蕎麦打ちが評判のシズエさんに来てもらって毎朝5キロほどの蕎麦を打っているという。ここの宿泊設備はなかなか立派で部屋の広さは一流旅館並みで料金はズーッと安い。なかなかねらい目の宿舎である。おまけに朝早くお風呂に入ってからシズエさんの蕎麦打ちを見せてもらうこともできるという。ここに泊まって蕎麦を食べて五宝木を通って秋山に抜ける道は随分と涼しいと感じるはずだ。そこから志賀へでも野沢へでも抜ければ安くても実のある旅が出来るだろ。観光に来る人向けのいいコースである。私は北野の温泉より天満宮が鎮守の森の中に佇んでいる方が魅力的と感じるのだが。勿論私は観光客では断じてないが。

2008/07/11(金) 夏の残雪
 志賀へ向かう雑魚川林道にふたつの大きな沢があって、志賀に近い大ミズ、切明に近い小ミズにはまだ雪が道の脇に押し出している。それはナダレの塊のような雪だけれど、気温が上がると雪からモヤが湧いてすずしげである。ここを通る時は車から降りて冬のお土産を味わってください。ただでありますから。
 東京は今年も40度を越える超真夏日が続きそうですが気をつけてください。ここ秋山郷も陽の下にいれば暑いことこの上ないのですが風の音と土の香、樹木の葉擦れと川の音に眠気を誘われます。真夏に疎開するにはいい所だと思った。

2008/07/05(土) 癖になりそう布団干し
 天気が続いてせっかく芽を出した「サトイラズ」が気に掛かります。昨日の作業のお土産で両足のふくらはぎが凝っています。それでもせっかく天気がいいのであるから布団を干した。
 布団を干す風景は平和だと思う。日常の退屈を苛立った頃もあったが残りの時間が数えられるようになると普通の日々の陽の光に感動するものがある。どうにかやらなければならないことを終えたのでゆっくり一日を過ごした。

2008/07/03(木) 水のおいしい季節
 きょうは疲れました。急な斜面の草刈は高いところの嫌いな私には苦行でした。仕事だからやるのです。お金をあげるからやってといわれても即座にお断りしたいことです。
 昼過ぎから蒸し暑くなって恐さと暑さでのどが渇いた。仲間が上に水を置いてくれていた。難所を終えて解放された途端にごくごくと水を飲んだ。

2008/07/02(水) 10日たって大豆が発芽 万歳
 朝でがけに畑を見ると、何だか一筋あおい芽のようなものが見えた。もしやと思いながら一日仕事をした。カモシカ、モリアオガエルの卵、アキアカネ、山鳥の親子なんかに囲まれて昼を過ごした。帰って畑に立つと何スジもの大豆の芽が確認された。10日たって3人で植えたサトイラズが芽を出したのである。今日はこれしかないだろうと一杯飲む。

2008/07/01(火) バクテリアに汚い仕事を託す
 バクテリアを培養して数を増やします。種となるバクテリアは栄村森の島田氏より分けてもらった。これを増やしてトイレの中で働いてもらうのである。
 山間地のトイレは都市や町のようには行かない。都会では人口が多いから下水本管と処理場を作って下水を処理するのだろうが、最近は津南町でも下水本管、処理場といった形になっているようだ。利用者の数の少ない地方では投下する資本の多さに泣いているのではないだろうか。その点秋山のような山間地では合併槽での汚水処理を行っている。もっとも私の高校生時代は合併槽のトイレに感動したことを覚えている。40年前の話である。それまでは汲み取り式のトイレで夏などアンモニアの臭気で鼻が曲がった記憶がある。もっきりやにしたって来た当時は汲み取り式の便所であった。しかし私のところのトイレは本質的には半世紀前の便所と同じなのである。確かに洋風便座になってはいるが合併槽にした場合のバキュウムカーが入ってこれないため進歩から取り残されているわけである。そこで随分とない頭を絞ってどうにか今のシステムを確立したのである。まず便槽に空気を送って好気性のバクテリアを投入して「うんち」を食べてもらうことに思い至ったのである。山小屋のトイレと考えたのである。その汚物を今度は土壌に帰してそこで地下浸透して自然に帰すのである。これを「肥だめ方式」として完璧ではないが出来る限りの環境対策を講じているのである。そのおかげで中津川の流れを守っているのであるがどうだろうか。


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