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2008/02/17(日)
屋根に上がって驚いた
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夜になって気温は−7℃となった。ゾクゾクと冷え込んでいる。さぶいと感じるのは付けたテレビからサッカー試合のお寒いスタートからかもしれないが。 昨日の陽の光は何処へ行ったのか、夜から降り積もった雪が70センチほどあって屋根を見上げるのも嫌だった。雪は止むようすもなくただ降り積もる。それも一時も休むことなく。二年前の大雪とよく似ている。結局2Mは楽に越えた。 TVには東京の青い空と、マラソンマンの群れが走っていく。三万人というから地響きがしているだろう。大昔になるのだけれど一万人デモのなかで地面がゆれる体験を思い出した。こうしてアーだ、コーだというのは屋根に上らない算段をしているのである。 逃げ切れぬと観念して外に出た。玄関前と下屋の雪を下ろしていたとき、滑らないためにワラ縄を足に巻いてみようと思った。落ちたくない。為に何でもやる。再度準備をして昼に上がった。オドロイタ。嵩が1.5Mもあるだろうか、その重さに泣いた。太平洋岸の援軍は補充兵で左程強力な武器を持ってはいなかった。強靭な冬将軍の攻撃を防戦一方ではあったが3時間は持ちこたえてくれた。 ひとりになった私は再度屋根のデコボコを均しつつ降る雪を睨んだ。ワラはいい感じであった。ひとつ勉強。降りて玄関を塞いだ雪をどけて4時に家に入った。つまり二人で4時間。延べ7時間もかけて下ろす雪は久しぶりである。下ろした雪で居間も台所もすっかり暗くなってしまった。ずぶぬれになった衣服を乾かしながら何でこんなに疲れるのかと感じた。一休みしたら、いい映画でも見るか。私はサッカーよりも小田実のドキュメンタリーをまず見よう。
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