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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
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2008/02/26(火) 留守番頼む
 これから出掛けます。あとはタミコに頼むのですが、やはり心配です。タミコの世話をしてくれたおばあちゃんの墓参りなのだと説明するのですが、分かったのかどうか。それでも炬燵を電機に換え、ラジオをつけて出掛けます。

2008/02/22(金) 斯かる日の、斯かるひと時
 2が三つ並んでにゃーにゃーにゃーでネコの日だと初めて聞いた。そこで誕生日の不明なタミコの記念日として缶詰を開けた。いつもは食べないのだが今日かつぶしを乗せたところパクパクと食べた。牛乳は飲まなかったがこれからはカリカリの餌の代わりにお金のかかる缶詰を買わなければならない。困った。晴れているのでカーテンを全部開け半袖になって高熱隧道を読んだ。遠くに親子連れの野良カモシカが重い雪のなか一列になって歩いていた。川胡桃の木には何羽ものカケスが入り乱れてあそんでいるし、日差しは強いし何かいい感じの一日になった。それでもちゃんと雪を片付けたり索道で右岸に渡りマル福商店に寄って郵便を取ったり、湯の内湯を掃除したりと充実した一日だった。屋根に上がらなければ此処での暮らしは呑気なもので他の人には内緒にしておこう。
 今日はフレッド・ジンネマンの「ジュリア」を見ようと思う。勿論飲む酒はウィスキーである。楽しい。

2008/02/17(日) 屋根に上がって驚いた
 夜になって気温は−7℃となった。ゾクゾクと冷え込んでいる。さぶいと感じるのは付けたテレビからサッカー試合のお寒いスタートからかもしれないが。
 昨日の陽の光は何処へ行ったのか、夜から降り積もった雪が70センチほどあって屋根を見上げるのも嫌だった。雪は止むようすもなくただ降り積もる。それも一時も休むことなく。二年前の大雪とよく似ている。結局2Mは楽に越えた。
 TVには東京の青い空と、マラソンマンの群れが走っていく。三万人というから地響きがしているだろう。大昔になるのだけれど一万人デモのなかで地面がゆれる体験を思い出した。こうしてアーだ、コーだというのは屋根に上らない算段をしているのである。
 逃げ切れぬと観念して外に出た。玄関前と下屋の雪を下ろしていたとき、滑らないためにワラ縄を足に巻いてみようと思った。落ちたくない。為に何でもやる。再度準備をして昼に上がった。オドロイタ。嵩が1.5Mもあるだろうか、その重さに泣いた。太平洋岸の援軍は補充兵で左程強力な武器を持ってはいなかった。強靭な冬将軍の攻撃を防戦一方ではあったが3時間は持ちこたえてくれた。
 ひとりになった私は再度屋根のデコボコを均しつつ降る雪を睨んだ。ワラはいい感じであった。ひとつ勉強。降りて玄関を塞いだ雪をどけて4時に家に入った。つまり二人で4時間。延べ7時間もかけて下ろす雪は久しぶりである。下ろした雪で居間も台所もすっかり暗くなってしまった。ずぶぬれになった衣服を乾かしながら何でこんなに疲れるのかと感じた。一休みしたら、いい映画でも見るか。私はサッカーよりも小田実のドキュメンタリーをまず見よう。

2008/02/14(木) 今年一番の雪
 昼から家の周りの雪片付けをした。2時になったので索道の雪掘り方々温泉を目指した。昨日付けておいた道は左岸側でどうにか道を保っていたが、広く切ったつもりだったが降る雪のせいか心もとない道になっていた。橋を渡って石の上を歩くのだがこんもり積もった雪が飛び石を消して危ない限りだった。右岸に渡って上りになると雪は激しさを増して恐ろしい限りだ。索道を掘り起こしながら見ると今渡ってきた橋にどんどん降り積もってゆく。カンジキも滑るような新雪のなかどうにか湯にたどり着き車に積もった70センチほどの雪を下ろして温泉に浸かって帰ってきた。河原に降りた時風が吹いたのか対岸の樹木に積もった雪が一斉に落ちた。その時カーテンが揺れるように面となった雪がゆっくり私を包んだ。

2008/02/12(火) ねずみ獲り部隊長
 津南の友人宅で巨大なネズミが取れたという。バケツに水で溶いた糠を入れておくと一見床があるように感じるものらしい。これは畑に出るネズミ対策でこの辺りの農家でやっているネズミ捕りである。ネコの居ない時のもっきりやもネズミの跳梁を防いだのはこの底なしネズミ地獄であった。ここにいるネズミは小さくハツカネズミと言われているのだが、一度1リットルの味りんのペットボトルの口から2匹入っていたことがあった。勿論底なしネズミ地獄には8匹のハツカネズミが掛かっていた。
 ネズミと言えばこの近くの小さな沢を潜るネズミを見たことがあった。世の中には水ネズミという種類もいると言うし、それだったら天然記念物ものである。今は部隊長が目を光らせているせいか此処ではネズミを見なくなった。その代わりアオゲラが毎日朝8時に起こしに来る。そんなところだが、天気が荒れると言うメールを貰った。今日は気温0度といったとこで雪は降るのだけれど積もるまではいっていない。爆弾低気圧が行過ぎるまで部隊長と一緒に映画でも見ようかと思っている。

2008/02/11(月) イノシシを撃つ
 一昨年の秋もっきりやの奥の休耕田が何者かに文字通りひっくり返されていた。今年の暮、右岸から見るとイノシシの一群がMロードを列をなして降りてくるのを見た人がいるという。また暮に熊が裏山に入ったようだという情報もあった。
 このところイノシシの被害が多く畑を作っている農家は困っているという話を聞く。この辺りは雪が深く足の短いイノシシは冬を越せず、居ないと思われていた。この10年辺りから熊でもなくカモシカでもない被害が出始め事実イノシシが討ち取られることが多くなった。今日はもっきりやの下の川で5発の射撃の後一匹のイノシシを獲った。イノシシは雪の少ない川筋を移動し木の根などを食べていたという。
 帰りしな猟をする人を見ていると一仕事し終えた男の満足感を感じた。これから春になるまで日曜ごとにこの家を守ってくれるようなポンポンという響きを待つとしよう。

2008/02/08(金) 索道復活
 マフラーを取り替えたジムニーが帰ってきた。私としては代車であったターセルの方がいいのであるが苗場自動車はそんなに甘くはなかった。さて10年以上乗った我が愛車はそろそろ年を取ったのか次の手立てを考えざるを得なくなった。いやまだ頑張れるのだが大宮のジム君のご機嫌を伺わなければならないのでしばらくは軽トラ一本で行こうかとも考えた。お金のかかることは¥3,000の山小屋の経営と相まって悩みの種だ。
 それはいいとして今日和山の武雄さんから索道復活作戦の打診があって、午後から索道を生き返らせることに成功した。この索道は本来中津川の氾濫やMロードの崩壊に対してわが身を守るために、何もしてくれない国や県や村に対して此処の住人が作った命の索道であって私のなかでは脱出の船なのである。国や県や村は目もくれないが70をズット越した此処で苦労した武雄さんたちが気にかけてくるだけが私の安全なのである。
 索道は東京へにもローマにも通ずる大事な夢に続く一本の赤い糸なのです。だからといって楽チンに暮らしている人が気安く使ってもらっては困ります。国土交通省の冬柴君の手のものが「河川法」盾にとって撤去を求められてしまいます。事故があったら責任は感じますけど私は保障は出来ませんので。

2008/02/07(木) 雪のち晴れのち雪下ろし
 朝のうちは雪が結構激しく舞っていて屋根に上がろうとする気持ちがなえたが、10時を過ぎてお天道様が出て、雪下ろし日和となった。いつものことであるがやはり屋根の上は苦手で今年4回目の雪下ろしなのだが気分が優れない。
 それでも11時から2時間かけて屋根の雪をやっつけて午後からは落とした雪の始末に勤めた。屋根さえ終わってしまえばルンルン気分で台所の塞がった雪をどけたりした。さて今日も飲むかと4時半から映画を肴に一杯飲んだ。

2008/02/06(水) マフラーとかけて
 久しぶりにいい天気になったので屋根の雪下ろしでもしようと思った。その前にチョッと湯にご機嫌伺いと車のエンジンをかけておこうと思った。暖かいからマフラーの代わりに手ぬぐいを首に巻いた。湯の兄は屋根に上って孤軍奮闘中なので奥さんと少し話して車を走らせた。大家さんのとこでも行ってみようとカーブを切ったところ何だか後ろでカタカタと音がする。気にも留めないで走っていた。今度は音が変わって少し音が大きくなった。この車の排気管がおかしいのは分かっていた、車体との接合部分が取れて宙ぶらりんになっていたのをどうにか春まで持ってくれと思っていたのだがこの分では津南の工場まで直行するしかなかった。排気管は山を降りて町に入ったところで脱落してしまった。針金で残った部分を吊り、落ちた排気管を探して苗場自動車まで走った。代車を借りてついでに買い物をして帰った。屋根の雪下ろしは止めた。
 マフラーとかけて、冬の陽光と解く。その心は温かくなると取り外す。お粗末。

2008/02/05(火) 一日降りつづく
 チョッとづつ雪は降り続き、積雪こそ少ないのだが一日外を見ていた。こんな日は掃除でもして、それもグズグズやって時間を稼ごうと思った。なんだか少し飽きてきたのだろう。そう云えば今朝は青ゲラに起こされた。久しぶりで私も懐かしく思ったのだが家に穴を開けられる前に驚かして退散をお願いした。
 夜は池の脇にロウソクを立ててまたジーッと光を見ていた。

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