来るなら来てみろ もっきりや
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2008/01/30(水)
資料を揃えた
昨日から納税の義務の為もっきりやの帳簿を作っていた。お客は少ないのに去年は左官や畳、索道やらU字溝伏せなどの工事をやったせいか大赤字になってしまった。これは万事了解の仕事で驚くに値しないのだが計算機ではじきながら数字にしてみると私の預金残高の寂しさに震えた。それでも幾ら安い料金だといっても此処に来るお客の為に壁や畳、索道での通行の為に使うお金は５年後辺りにはちゃんと効果を発揮するだろうと安直に考えています。それもそうなのだがほんとは私が来るお客にどうだいいだろうと見栄を張りたいだけなのかもしれないのですが。
じっと座っていたせいかタミコが一緒に外に出てきました。つまらない雪の景色よりタミコの姿の方が動きがあるので連日になりますが奴さんに出てもらいましょう。
2008/01/29(火)
納税義務について考える
昨日は晴れたのだけれど今日はちらちら雪が降っている。気温は０℃ほどで暖かいと感じた。
私のところにいるネコのタミコは税金も払わなければ健康保険も年金も払っていない。ただニャーと鳴くだけである。別に二酸化炭素を多く発生さえているわけではなく、ただ飼い主の心理を読んでお腹が空いたらニャーと低くなくだけで事足りている。ところが私はというと納税の義務という奴でやれ電気代だとか通信費がアーダこうだと忙しい。私はこれといってここ「もっきりや」が国の保護を受けていると感じたことはない。冬、川に丸木橋を架けたいというと河川法でそれはいけません！道を村道にして管理をしてくださいというと、予算がないからだめだ。じゃー橋を架けてくださいというとひとりの住民のためには橋を架けられません。そのくせ道に倒れた木を切ると村のものだからお金を払えという。結局雪のなか泳ぐように危ない丸木橋を渡って帰るしかない。そんな国に生まれた不幸は置いとくとしても、この時期になると税金の準備をする自分が可愛そうである。ネコになりたいと脇を歩くタミコを見て思う。
2008/01/27(日)
サアー屋根に上がるぞ
朝の７時に目が覚めて今日の作業の手順をなぞってみる。また恐怖の屋根に上がらなければならないのかと気持ちが引いた。僕は高所恐怖症なのだ。しかし今日は援軍太田市がいるので少し気が楽なのであるけれど。８時に起きだして朝飯の後１０時に屋根に上がった。太田市は僕を評して「吉本的の腰の引きかた」だと笑った。他人が何と云おうともとにかく雪を下ろして地べたに下りたいのだ。２時間半掛かって家に入ったのだが今度は時間の使い方で何としたものかと悩んだ。屋根の上から思えばまるで問題がない悩みなのだが、太田市と共に１時からチビチビ酒となった。人間なんてそんなものかとジクジク酔った。
2008/01/17(木)
無理を承知で屋根に
「アー生きていた」と感じて家に入ったのは作業を始めてから２時間が過ぎていました。朝からの降雪が昼を過ぎた頃少し止んだように感じたのもあったのだがとにかく雪をドウにかしようと上がってみた。やり始めるとおっかなびっくりでも進んで行くしかなく、時より吹く風にもめげずに頑張っていた。ちょうど写真にあるところで作業をしていた時右足がズボズボともぐって身体がひっくり返った。こんなことがあるんじゃないかと感じていたせいか、このまま落ちると感じた。恐いというより参ったなーといった感じだったが足の甲が雪止めのアングルに引っかかってそれ以上滑ることはなかった。こんなことは初めてだが雪下ろしはいつもいやな作業であるのは確かだ。結局随分雪を残したが一応予定をこなしたことにして家に入った。気温は上がらず一日中−６度であった。夜になって雪は止んだ。昨日からの積雪は６０センチといったところだろう。
2008/01/16(水)
帰ってきました。なんだか寒い。
昨日はどんと焼きで和山の集落の小正月に間にあって、秋山の小さい道祖神祭りに参加し、そのままマル福さんと飲んで泊めてもらいました。猫のタミコがいるもので今日は道を付けてもっきりやに入りました。家は寒くストーブを点けてどうにか一息入れます。玄関前の雪を片付け屋根に上るのですが久しぶりの屋根の上で縮み上がります。雨が降ったらしく雪が硬く落ちそうになったりで太ももの内側が凝ったりすぐ降りました。
そんな訳で東京と比べると何かと忙しく、溜まったやるべきことを終えれば今度は静かな日々が来るだろうと思いつつ雪が落ち着く３月中ごろまでの守備隊となります。
去年は不幸が続き新年の挨拶も出来ませんでしたが、今年は平穏になるように勤めますのでどうか遊びに来て頂きたいと考えております。
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