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2007/07/21(土)
畳は生きている
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今日ちょっとした晴れ間ねらって畳を入れ替えた。勿論注文畳である。私は10時頃から古畳の整理と掃除で随分汗をかいた。午後の2時に畳屋さんと大工さんが来てくれた。休みの息子さんも来てくれて一気に32枚の畳を敷き詰めた。雨は降りそうもない。70前の感じのいい職人だと感じた。 「畳は生きていて、新しいうちはカビにやられるからホウキではいたらからぶきしてください」松之山の畳屋さんは福一さん武雄さんの家の仕事もしたといった。ひと部屋ひと部屋新しい畳になってきっちり隙間がなくなっていくのを見ているうち、初めてこの家が自分のものになったと感じた。12年を経てこの家は旧川西荘から現山房もっきりやへと質実ともに移行した。 しかし考えてみると二階はすべてお客さんの為の部屋で下の居間はひとりの時は使わない。みんな来るだろう人たちのために壁やら畳を替えたことになる。YEBI大王、カナモノヤ氏、千鳥足会の面々、暇人協会の諸氏。ハナちゃんやらドクトルM氏、大田のNさんや滝の写真家のHさん、パジェロを買ったイッコウさん。ここに来るすべての人たちがいい感じで一晩過ごすために奮発してみたのです。お金はこうやって使うべきであると感じます。 ほんとは私の兄が強く指示してくれたことなのです。兄からのみなさんへの贈り物であります。それでも今日は新しい畳の上でひとり布団を敷いて眠ろうと考へてます。
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