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2006/08/21(月)
斉藤投手に学ぶ
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仕事で早実の試合は見れなかった。ズーットではないが、汗をぬぐう時は必ずどうなったか気になった。5時に事務所に帰ってくるとマレーシヤから2回、湯の兄から1回、金物屋吉兵衛さんからメールが入っているのを確認した。勝ったんだと直感した。仕事の仲間が調べてくれると4対3で早実が初優勝だと言う。斉藤がひとりで投げ抜いたという。 一瞬気持ちが高ぶって高校生だった自分がそこに立っていた。生意気盛りの18歳のオレが「50までは生きない」と呟きながら、初優勝に泣いていた。57歳の自分はもう一度あの教室で詰襟姿に戻ってどう生きるのか悩んでいた。私にしては孫の世代である斉藤投手に私は学ぶのである。昨日の度重なるピンチに顔色ひとつ変えずに投げる斉藤と比べて、一喜一憂、顔や、言葉、態度に出るオレは、早実というよりも斉藤の先輩なのかと考えた。今棟梁から電話を貰って多くの知人からエールを頂いた私は今度はそのお返しをするべく努力を積み重ねなければならない。 ♪都の乾、早稲田なる常葉の森気高さを、 ♪我が品性の姿とし、実る稲穂の帽章に、 ♪去華就実の、この校風を高くぞ持する、我が健児
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