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2006/07/01(土)
gifu keep and increase
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今日は何の困りごともなくバスに乗った。 ギフ蝶を殖やす運動をしている板長さんにお越しいただいて、その植生「ウスバサイシン」を定植する日なのである。この何年も彼は種をいろんな所に蒔くのであるがありんこに食べられてしまうようで、種は東京に持ち帰って3年掛けて2〜3cmに伸びたウスバサイシンを植えるのである。というのはもう6年も前にあるところに沢山あったウスバサイシンがゴッソリ持っていかれたことがあった。蝶の好事家にはその草が売れるということで持っていかれたと私達はがっかりしたものだった。そこで教授板長さんは「gifu keep and increase」というNPOを立ち上げず、密かに単独でギフ蝶を増やす活動を始めることにした。私はあくまでお手伝いで協力するしかなかった。そして今年初めて植生の草をここに定植する運びとなった。めでたいことではないか。 どうも蝶の好事家は多く居て捕虫網を持った人も見かけるのである。で、子供のように網を振る人に採ってはいけないとも言いがたく、見過ごしてきたのだが、このままでは全滅も考えられ、どうするべきか悩んでいるのである。教授と話すのは結局蝶を増やしていれば少しの捕獲は致し方ないと。またここ秋山で宿泊してもらって好事家にも参加してもらえれば増やすことと捕獲することの関連性を解ってもらえないかと言うことを。
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