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最新の絵日記ダイジェスト
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2006/05/30(火) 手伝う
 今日は去年の災害復旧工事のため、堰堤のコンクリート打ちだそうで、ミキサー車が何回も走ります。僕は仕事の手伝いにお弁当をもって出かけます。朝早くからお弁当作りは大変面倒なものですが、これも仕事のうちで学生時代の銀ヘルを被っての作業でした。こんな調子で月に10日も仕事があれば僕は御の字です。普段は見れない景色を見て感じ入ったりするのですが、皆は別にといった感じで僕だけ浮きます。作業中の道を通って来るのですが、コンクリートは道に伏せるのではなく堰堤に使うと聞いた時やはりこの道は未舗装が相応しいと唇をかみます。
 6月18日の運動会の人選で出かけて、先日 道路上に落ちた村有林の倒木代を払って受け取りを貰ってあの木は僕の薪になったわけです。が・・そんなものなのでしょう。
 写真はサクラソウが蕾を持ったということです。今夜は元気の出る映画でも見てみましょう。

2006/05/29(月) 前に!
 昨日は呑んで喋ってすっきりしてしまいました。生活はこうやって人間を骨抜きにするようです。だから、ひとりでノートを取って観るべきだと感ずるのです。問題はびくともしないで増大し続けているのだから。
 ゴミを処理場に運んで、村役場に出向いて、買い物してとてもお腹が空いて困りました。
ここも問題なんだなーと思いながらも昼をとっていました。
 帰ってきて薪を運んでMロードの補修に掛かります。横溝を二箇所伏せてどうにか自分の仕事をこなしました。これから「ヒバクシャ」という本を読んで明日の仕事に備えます。
人間は生きている現実と生きていく現実があります。この二つの現実を折り合いをつけながらこなして行かなければ、どちらか一方にぐるぐる廻る車のようになって前には進めません。働いたり、学んだりして初めてグニュグニュとでも前に進めると言うものです。ではないでしょうか?僕の場合はあんまり進んでいないようなのですが。

2006/05/27(土) 何か忙しい
 僕の体の何処かにカメムシが居るようであの匂いが何処に行っても付きまといます。そこで上着を脱いでみるのですが、匂いだけで奴さんは匂いを強めるだけで対峙は出来ないのです。困った。
 朝から山を歩いて越アブラを探すのですがなかなか見つかりません。それではと山葡萄の新芽を探します。何の収穫もなくても外に出ているのは気分のいいものです。時間をかけて少しずつ採ってきた後、なめこの種を打って1日の仕事を終えました。何だか疲れて観た映画「パール・ハーバー」も今一でもう寝ましょう。
 「寝るほど楽はなかりけり 浮世の馬鹿は起きて働く」
 外では嫌な風が吹いていて、冬ならきっと吹雪というとこです。

2006/05/26(金) オットト!
 今日、道を開けることが出来ました。朝から午後の4時まで頑張ってくれました。竹花組のユンボとオペレータの方には感謝申し上げます。区長も見に来てくれてどうにか6月前に車を家まで持って来ることが出来ました。去年災害復旧した箇所まで来てもらったことは嬉しかった。チョッと危ないこともあったけれど慌てず騒がず技術者は機械を元に戻します。これは経験の深さだと感じました。
 先日切ったブナ、ナラは村有林の木であって値段があるといわれましたが、それを払うことで僕のものになるようです。
 帰ってなめこの種打ちの穴を開けました。何だかとても疲れる一日でありました。明日はひとりで水が出る箇所の横溝に丸太を伏せるつもりであります。TVでは九州が梅雨に入ったと言ってます。そう云えば新緑は一気に夏の装いに変わっていきます。

2006/05/25(木) 仕事で廻る秋山郷
 気になっていた雨は何処かに消えて快晴の一日だった。
 寝坊するわけには行かない朝何度も目が覚めた。お弁当はのりの二段重ね、これは僕の定番です。おかずはご飯の上に豚肉の佃煮。別のタッパーに玉子焼き、鮭、唐揚げ、フキノトウの煮物。ご飯はギュウギュウに詰めてどんな労働にも対応出来るようにした。天気もいいし今日は稼ぎ仕事ガンバルといった風情で早めに集合場所に向かった。
 発電所の保守管理の為、渋沢ダムからの放水で安全管理の巡視ということで一日中車に乗って8ッ箇所の地点の安全確認だった。仕事はそんなものであったが、稼ぎ仕事は大事である。僕は仕事を真っ当して一日を終えた。共に廻ってくれたT雄さんに感謝。湯に入って6時半に帰った。
 秋山郷の知らない所を行ったり来たりしながら、同じところに架かる2本のコンクリート橋を見たり、余水路から滝のように噴出す水を見たり、欲しいと思っていたユンボを見たり、そのユンボが水道管を壊していたりいろいろでした。明日、ユンボが道を開けてくれるようでまたお弁当を作って出かけてみます。外で食べるお弁当は天気さえ良ければいいものです。

2006/05/24(水) 腰が重いがなめこをどうする
 昨日は雨の音がして朝まで続くだろうと思ったが、雨は上がっていた。
 腰がどうも重いのであまり無理をしないでと思ったのだが、先日買ってきたなめこの種を打たなくてはならない。昼前にドリルとなめこの種、木槌を持って外に出た。ドリルの充電器がどうもいけないようで、直ぐに電池切れになってしまう。そのくせ充電は30分もするとOKのマークがでる。昔、八丁の湯で種打ち金槌を使ってなめこの種を打っていたことを思い出した。1200駒ぐらいなら腕で打つことの方が案外簡単なのかもしれない。この辺りでは小さい発電機を持っていってドリルを使って木に穴を開けなめこの種のついた駒を木槌で打つのが皆のやり方のようだ。なかなか道具を揃えるのにはお金がかかる。僕のように自分で使う分を打つのには、半分壊れたドリルで時間を掛けてやるしかないと考えて3分の1を終えて家に入った。明日は弁当を持ってヘルメットを持って仕事にでる。6時に起きて弁当を作るのは何か楽しいのだが、雨が降ってきた。

2006/05/23(火) 宅急便を追いかけて
 N1さんに負けじと僕も山に向かいます。まだ早いので今から山菜を採って唯一の宅急便のある小赤沢の店に持っていけば今日中に送れるはずで、勢いのあるうちに送ろうと考えるわけです。
 雪崩で落ちたナラの木につつじが咲いていて機械が入る前に採って来る積りもあって1時までかかってしまいましたが、どうにか予定をこなして小赤沢の店に行くのです。3時までというはずがもう行ってしまったとつれない返事。こうなれば宅急便を追いかけて津南に向かわない訳には行かず今日2度目の津南となりました。道中「町々の時計となれや 小商人」と恨みながら空きっ腹を抱えていました。津南町は午後2時を過ぎると食事をすることが出来ない。どの店も準備中で困ります。かなり走って広東麺を汁まで全部飲んで、軽トラと耕運機ようのガソリンを買って一目散に帰ってきました。何だか腹のなかで広東麺が絡み合って汁を飲み干したことを悔やみました。

2006/05/22(月) 働かなくては いかん
 N1さんは朝7時に来て花わさびを摘みます。僕は知りつつ8時まで寝ています。
「昔は背中と脚と腕で働くしかなかったから、今もその続きで働いているけれど若い者が帰ってきても動けないだろう。すぐ疲れてしまって」
まったくその通り僕は働けません。それでも何時までも家のなかに居るわけにはいかないのでおっとり刀で山菜セットを作りに出ます。花わさび、山ニンジン、ふき、こごみにてんぷら用のシシウド、イラクサ、山葡萄の芽、行者ニンニク、スカンボ。山ウドは生で食べてもらいましょう。3セット作って津南、箱を買いに十日町と走って友人宅で箱詰めをして黒猫に託しました。6時に相吉の友人宅で予定されていた会合が流れたのでそのままお酒を飲んで寝てしまいました。津南はやはり暑く扇風機の風のなかで「春」は何処に行ってしまったのかと悩みました。
 7時に帰ってきてそのままお湯を頂いて家に着くとN1さんは既に働いていて、「早かったね」と花わさび摘みを続けます。

2006/05/21(日) このところもてると錯覚する
 昨日は若い女性中心に何人か来てくれまして日記の如しでした。
 若い人は元気で観終わったデルス・ウザーラに感動してくれました。それこそ、ここに買い集めたDVDの意味を実感する訳です。どうもお調子者である僕は要らぬことを喋りすぎます。ですから何時もこんがらがってしまうのですが、映画はいいものです。見てくれるだけで解ってもらえると思うのです。人生で大事なものを本や音楽や映画でたくさん勉強して下さい。山や海で体験してください。
 山菜の天ぷら、豚汁を共に作って花嫁修業まで伝授してちびりちびりとビール(持ってきていただいたもの)を飲んで夜は更けるのです。
 朝食の後川に出る人山に登る人それぞれ今日の天気を楽しんで帰られた若い人にエールを送って少し眠らせてもらいました。帰り際、一緒にとった写真を了解を得て載せてみます。このところ少し若い女性写真が多いようにも思いますが、どれもこれも綺麗なものです。

2006/05/20(土) 若い人はデルス・ウザーラ
 昨日に続いて部屋掃除を貫徹しました。カメムシの奴が巣くっているのを見つけた僕は共謀罪を適用して一網打尽にした積もりですが、革命を求めるカメムシ軍団は殺されても殺されても立ち上がります。僕は凶暴になって狂ったように殺すのです。何だか人間は何時まで経っても他の世界を理解しないもののようです。革命を求めるカメムシ軍団は共謀罪があってもなくても革命に向かうようです。革命を志向しなくなった僕は共謀罪から離れて存在しているようです。
 山の仲間が今日は来ていて、若い人はデルス・ウザーラを見ています。その後姿を見ながら、今日の体験を経験にまで持ち上げていい人生を送って欲しいと考えました。

5月絵日記の続き


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