来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2006/11/08(水) 初霜来たりて寒いのだ
 予感が当たって今日は霜が下りた。軽トラのフロントガラスが真っ白のまま仕事に向かった。このところ12日の写真展の準備で遅くまで起きていて疲れ気味だけれど仕事にはちゃんと出る。そこが偉いところだ。朝にアサリの乾物で炊き込みご飯で弁当を作ったりしてなかなか頑張っている。と、思う。
昨日の風で枯葉が水路を流れ来て一日枯葉の始末だった。天気も良く良く働いた。帰ると家のノラカモシカが蕗の葉っぱを食べていた。ついでに去年切ったカエデのまきの確認に行って見る。1年半シートをかけて放って置いたのだがさすがカエデ、来年の春に雪の上を運べば充分薪に使えると思われる。何かと気がせくのか思い出しては考え、考えては躊躇とひとり右往左往なのだ。
橋架けはこう決めました。18日土曜日に準備をして、19日午前中に決行となります。私が23日までここで川の増水を見て安全を確かめます。みなさんそんなに大変ではありませんのでどうぞ冷やかし半分に来てください。勉強になるよ。
さて、明日から御普請組みにお休みを頂いて、写真展の準備、本番、打ち上げ、水道工事、コンクリー用の資材運び、入れ歯の型取り、そして橋架けと忙しくなるのです。やはりやるべきことはちゃんとやりたいと思うのです。

2006/11/07(火) 昼から冬が
 仕事は冬の準備一辺倒になってきた。渋沢に出向くにしても雪が20cmも積もってしまうと行くに行けなくなるのだ。ある人は20日までは雪になることはないと断定的に言うが、それも単なる希望の域をでない。
昼に突風が吹いて雹が降った。途端に気温がグンと下がって午後の作業は冷たくて困った。ジャンパーの上にカッパを着て取水口に流れ込む枯葉を始末するのだが、その多さに呆れた。2時間も取り入れ口に立って流れ込む枯葉と悪戦苦闘をした。安全な水力発電は全国にたくさんあるのだろうがそこで維持管理する人たちの苦労を忘れないで大事に電気を使って欲しいものだ。
橋架けの大仕事だが21日から23日まで発電所は水を流すと言う。毎分3トンの水なら多分その前に橋を架けても大丈夫だと思うのだが、より安全を考えるのならその後にすべきだろう。18日にすべきか25日にすべきかハモレットは悩むのである。

2006/11/06(月) 紅葉終息宣言
 3日ぶりで仕事に出て、仕事の方が楽だと山を登りながら思った。昨日の昼飯はカップラーメンだったし昼の休憩もなかった。その点我が御普請組はちゃんと働く人の安全を考えてくれていた。
山のうえから見る切明温泉には自動車の姿も見えずすっかり静かになった。昨日までの観光客は何処に消えていったのだろうか。人たちはほんとに現金なものだ。これからが秋山の真骨頂だというのに。雪の降る前にここの住人は冬の準備を終えてただ雪を待つのだがその静けさが心に沁みるのだ。旅する人はこの時期にこそ秋山の人々を知ることが出来るのにいったい何を見に来ているのだろうか。暇と金に任せて良いとこ取りの物見遊山では、今この国が抱えている大きな問題のひとつである山村の現状なんかは気付くことはないのだろう。私は観光客は嫌いなのです。ただ、旅をする人たちのためにここ「もっきりや」はあるのですヨ。

2006/11/05(日) みんな帰って後作業
 お客さんだかお友達だか分らなくなった人たちが西に東に去って最後に板橋志村の蝶の先生がバスで帰ってひとりになった。昨日割った薪を玄関内に積み上げる作業を細々と始めた。時計は午後2時を回っていた。ならの木は実に重くて杉の4・5倍の重さがある。じっくり燃やせば2・3本で一日は持つだろう。杉も勿体無いから積んで玄関内に2列天井までギッシリ収納した。先週の蕎麦の茎を燃やしながらジムニーのタイヤをスタットレスに換え玄関を掃除して7時に家に入った。すっかり疲れきったのだけれど後の大仕事は橋架けだけになった。天気がよければ砂と砂利を運んで来年の雪解けを待って道のコンクリート伏せの準備をしよう。
 この連休でやり終えた仕事は便槽の汲み取り、エントツの掃除、屋根のゴミ除去、天然ナメコの収穫、福一さんの薪割り手伝い、ここの薪割り片付け、薪の玄関への積み込み、ガスボンベの取替え、蕎麦の茎の始末、タイヤ交換、玄関内のそうじ、敷布の洗濯と大忙しだった。

2006/11/04(土) まるで体験教室のように
 紅葉も青空の味方を得てどうにか持ってくれた。ギフチョウの保護と増殖を主催する先生と板橋でさなぎになった固体を地中に埋め来年の成虫になる時を待つ準備をした。それは昨日のことだったがその夜には蝶や昆虫のkeep and increase について話が盛り上がった。
 さて今日は薪割りの日である。好天の上暖かく絶好の薪割り日和になった。朝8時半に福一さんの所に向かう。彼は紅葉見物の観光客の通り過ぎる道端で一人で機械を操作していた。ドイツ製の薪割り機を一日借りてきて午前には福一さんの所を終えて午後にわたしのところで作業するのである。男の当てにしていた友人が来れなかったのだが女子衆が3人、蝶の先生がひとり柏崎の友人が手伝ってくれた。途中から飛び込みで泊りに来た石川県のお客さんまで手伝ってくれて割った薪は確実に積み上げられていった。私がひとりでやれば3日から4日かかる仕事を9人の手があっという間に終わってしまった。兎に角ここで皆様に「ありがとうございました」とお礼を述べておきます。
 その夜、薪割りパーテイになったのは言うに及ばず。石川のお客も嬉しそうに笑ってくれた。


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