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2006/11/06(月)
紅葉終息宣言
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3日ぶりで仕事に出て、仕事の方が楽だと山を登りながら思った。昨日の昼飯はカップラーメンだったし昼の休憩もなかった。その点我が御普請組はちゃんと働く人の安全を考えてくれていた。 山のうえから見る切明温泉には自動車の姿も見えずすっかり静かになった。昨日までの観光客は何処に消えていったのだろうか。人たちはほんとに現金なものだ。これからが秋山の真骨頂だというのに。雪の降る前にここの住人は冬の準備を終えてただ雪を待つのだがその静けさが心に沁みるのだ。旅する人はこの時期にこそ秋山の人々を知ることが出来るのにいったい何を見に来ているのだろうか。暇と金に任せて良いとこ取りの物見遊山では、今この国が抱えている大きな問題のひとつである山村の現状なんかは気付くことはないのだろう。私は観光客は嫌いなのです。ただ、旅をする人たちのためにここ「もっきりや」はあるのですヨ。
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