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2006/11/10(金)
写真展と象牙の塔
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今日はとにかく暖かな日だった。昨晩3時過ぎまで作業をして疲れきって寝ていると、上司から連絡あり。「作業ジャンパーの支給あり。直ぐ来られたし」おっとり刀で出かけてみるとただジャンパーの支給だった。別に今日でなくてもと心の奥の奥の処で考えたが行ってしまったものは仕方がなく、受け取って帰ってきた。年寄りはもっと気が長いはずなのだが内の先達は気が短いようだ。 帰り道、紋黄蝶が一兎ひょろひょろと飛んでいた。まるで春のように暖かだった。 写真の人物と名前の間違いの無いように気を配って私は走り、金物屋氏はパネル張りに熱中せざるを得なかった。展示場所の確認に学校に行くと関係者が示した場所では103枚のパネルは張り出せない。約束が違う。担当の教師は確保したというものの今日の関係者は児童の展示が優先だと受け付けなかった。教師は目を伏せがちに遠ざかり学校という社会の閉鎖性を感じた。もっと大人の対応をしろよと校長に掛け合ってどうにか確保するものの果たして彼等の確保がどうなるのかそれは分らないのだ。もし、確保が出来なければ展示を止めようと私は考えている。世の中そんなものだ。学校と言う象牙の塔にズーっと入っていればいいのだ。私は今後一切関係を断ったっていいのだ。約束をするということはそういうことだ。口頭でも文書でも同じだ。と今日は感じた。
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