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2006/10/11(水)
ノラ猫よ!
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どうも寒くなってきて朝は必ずストーブの世話になる。冬は直ぐそこだ。 久しぶりに毎日仕事に出る。経済的に安心でこうであって欲しいがずーっと続くとまた泣きが入るのだろう。怠け者とはこういった習性があるようだ。少し早く仕事が終わったので切明で風呂に入って帰ってきた。途中夏ごろから見かける猫がいてどうも完全なノラになってしまったようだ。黒と白で端正な顔立ちのその猫は私の呼びかけに背を向けて藪のなかに消えてしまったのだが、人間に捨てられたのか人間の我儘から逃げてきたのか私の「オイ、こっちへ来い。死んじゃうぞ!雪は冷たいぞ」にフンと拒否をした。以前雄川閣で手伝い仕事をしていた春、猫が温泉のパイプが這う縁の下で死んでいたことがあった。 捨てられた猫や犬はそのうち山を下りて津南方面に消えていくのだが、このノラ猫は深い藪のなかでテンやきつね、ハクビシンといった野生の小動物との競争に加えて深い雪にどんな知恵と勇気を持っているのだろうか、少し心配である。
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