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2005/09/09(金)
晴れた。舞茸の見回り。
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大家のN1さんが舞茸を見に行くというのでついて行きます。なかなか採れるものではないのです。舞茸は古木の楢に出ます。それも何年か置きに出るのです。今日見て回った楢のなかには26年前に一度見つけた木もあってそれを丹念に見て廻るN1さんは80を超えた年齢を感じさせない姿で急斜面を登ります。 「息を吹きかけると出なくなるよ、あんまり近づかないでくれまだ後で出るかもしれないから」と舞茸の出る木を大事に見守っています。三度は見て回るというN1さんは久しぶりの晴れ間を楽しむようにゆっくりゆっくり歩きます。 舞茸は早生と晩生があって急な厳しい斜面の北側に出るので、目当ての木の近くまで来ると下から眺めて次の木まで歩きます。「あんまり雨が多いから出が悪いんかなー」結局今回の見回りでは見つけられなかったのですが、山にはブナの実があちこちに落ちていて熊も騒いでいるようです。熊の糞も見つけました。 最後の楢の木を見てから一気に下るのですが後ろ向きに足場を確保して木や笹を頼りにそろそろと下ります。前を行くN1さんは老天狗のように軽く降りていきました。 まだ昼前でナメコを打った板谷の木まで2人で道を付けます。
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