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2005/08/04(木)
樹木は静を欲しながらも風止まず
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もう始めなければ夏は終わってしまうのです。何処が痛いとか痒いとか言っていられません。朝ごはんを遅くすると、昼食の手間が省けます。つまりゆっくり寝て、一気に仕事するのです。これがもっきりや方式です。草刈りでも、コンクリート打ちでもこの方程式は変えません。 コンクリートミキサーはなかなか良く働いてくれます。コンクリート用の一輪車一杯分が10分そこそこで出来るのです。まーダマシダマシ使っているので一回60リットルかな?それでも一輪車は重くて大変です。 そうこうしていると、Yちゃんがお中元(戎ビール、麺)持って来てくれて、直ぐ長靴を履いて手伝ってくれるのですが、どうも動きがぎこちない。首を痛めて医者の帰りということを聞くと、手伝ってとは言い出せません。彼は平スコップを使ってばたんばたんとコンクリートを敲き平らにしていきます。「なるほど」と教えられました。そのうちF1さんが来て「もっと厚く、10センチないと、冬に凍って割れてしまう。メッシュを敷けば5センチでも大丈夫だろう。とにかく、奥のほうはもっと厚くしたほうがいいよ」「解った、明日メッシュ買ってくる」ということで話していると、谷内のSさんが奥さんとそのお母さんと久しぶりに来てくれて、同じようなご指導を受けました。 みなさんが帰った後オクの部分を倍に伏せて、一枚あったメッシュを敷いて半分終えました。5時半、片付けをはじめどうも水の音がしないのです。また何か詰まったのかと水場に上っていくと、ちょっと何時もとと違うのですね。もう古い栃の切り株の下から湧き出してくる水なのですが、その腐りかけた木の株の右半分が崩れて、押し出してきているし、右手の杉が根こそぎ倒れているじゃーありませんか。 取りあえず、水を流せるようにして、泣きながら暗くなった山道を帰りました。 「なんだよ、いい加減にしろよ、何処まで続くんだよ、冬越せねーじゃないかよ、コンクリートどころじゃねーぜ、バカヤロー、・・・まいったな、泣きだぜ、どうするか、とにかくもっといい方法を考えなくっちゃ、N1さんとK大工に相談だ!どっちみちならちゃんと直すか、しかし、こんな所住むとこじゃないぜ、ちくしょう」てなもんでした。ヌルイ風呂に入っていたらなんかゲラゲラ笑ってしまいました。 樹欲静而風不息 子欲養而親不在
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