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2005/06/18(土)
蝶々に学ぶ
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松井のホームランを見てからの戦闘。11時からぼつぼつと始めました。 先達て工事をした区間の草刈りを終えようと、混合ガスを作って3時間。予定の区間と開拓からの100メートルばかしをやり終えました。草刈りをしながら、路傍の草も花もつるも小木も構わずなぎ倒します。昨夜の「ブラックホークダウン」の影響か快進撃です。飛び跳ねる小石や飛び来るスズメバチも、ものともせず戦います。気がつくと気温が上がったせいか私の周りには蝶が沢山飛び回ります。その蝶がヒメジオンの花の周りに集まって、まるでアイデード派の民兵のように行く手を阻みます。私めがけて突っ込んでくる蝶もいるのです。その蝶はウスバシロ蝶といって透き通る羽に黒い脈がきれいな、紋白蝶ほどの蝶なのです。この辺では良く見かけるそれで、奴さんヒメジオン、ハルジオンが好きなようなのです。 私の草刈り機が唸りをあげているのも構わず「殺せるものならやってみろ」とヒメジオンの上を離れません。こうなると、進撃は出来ません。機械を止めて暫し眺めてしまった私の負けです。ゆっくり花を傷つけないように残しながら、そこから撤退するのです。 カメムシにいじめられている私としては「虫」は好かんのです。しかし、生きようとしている虫や蝶の意思を感じてしまったとき「俺と同じじゃないか」と独り言を呟くのです。 帰りしなヒメジオンを見るとアイデード派の民兵達は、大きな顔して飛び回っていました。なんだかいい気分になったのは云うまでもありません。その後、カモシカ、おおるり、と色んな生き物に出会った一日でした。仁成館を手伝って今帰ってきたとこです。
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