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2005/06/01(水)
工事をシャットダウン
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この間の工事の厳しさは半端ではありませんでした。何だかこう、気持ちが詰まってしまって何も考えません。眠いだけでした。この道路工事はここに来て初めて行った大々的な工事でして、一から十まで初めての経験であったと考えます。今はただただ終わったことと、怪我が無かったことを感謝しつつホット息をつくのです。 山で暮らすことは、小さな建設会社を持つことなのかもしれません。これは今まで考えたことも無いことでした。ユンボ、ミキサー、動力、発電機、ダンプ、ドリル、ポンプ、限りなく自己の能力を高めなくてはなりません。でも、これだけではありません。ガ線(鉄索)の工事、コンクリートの強度の出し方、山の形状の見方、U字溝の設置の方法。切が無くてこれでもかこれでもかと必要が私を攻め立てるのです。こうしたことを行うことは、事故で厳しいことになることを折り込んでやるしかないのだということに、気が付くのです。勿論、人間としてたぶんですけど、個人を育てるのではないかと感じます。でもねー、これは大変なことなのです。例えばユンボ。これを買って、使いこなすのは並みの努力ではないでしょう。 この辺りの各戸は老齢化が進んで行くのですけれども、もし、私がユンボを使えたのなら、年老いた人たちを助けることが出来るのです。ユンボは100人分の仕事をするのですから。そう考えるとユンボの操縦は覚えておかなくてはならないのです。。 この工事で少し大人になったのかもしれません。昨日は打ち上げで3人で飲みました。深く酔いながら、意識が薄れていきましたが、手伝ってくれた方々の気持ちに「感謝」を返してこの工事を一時終えました。後は、一人でチビチビと残した仕事を続けるのみです。 誰か要らなくなったユンボがあったらお知らせ下さい。
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