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2005/05/07(土)
家の野良カモシカ
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昨日は強い風と寒さで往生しました。今日も寒い日でした。 日に一度は急な斜面を登って道を見たり、旧道を歩いて山菜を探したりしています。まあ、日課みたいなものであります。そこで今日は、久しぶりに家の野良カモシカと出会いました。奴さん20mぐらいの所でじっとこちらを見ています。旧知の間柄なもので、やさしく声をかけてそのまま行き過ぎ遠くから見ていると、腰を下ろしてウトウトし始めました。ゆっくりそこを離れて思うに、家のカモシカには左目の下にホクロがあったようです。よーく覚えておきます。なにしろこの冬の同志なのだから。 そろそろウドも出始め、まだ雪のあるところには、フキノトウもコゴミもあって、歩いてみるものです。いままで気づかなかった場所に色々なものが発見できました。足を伸ばして、ブナの大木に挨拶に向かって残雪の上を行くと、そこにもこれから始まる山菜を見つけました。長老のような巨樹に感謝しながら、鼻歌を歌いながら2時間の旅でした。
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