来るなら来てみろ もっきりや
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2005/05/01(日) やるべき事を 少しずつ
 五月になって、つらつら思うに冬というのはとにかく単純で、ただ雪降りの事ばかり考えていればよかったのだ。畑も水場も鉄索も、道も車も燃料も、なーんにも考えなくてよかった。それらはみんな雪の下だったのだから。ただただ自分の気持ちを維持していれば、山村生活者としての矜持さえ持っていればよかった。
 五月になって雪が融けて道が姿を現し、水場が荒れて、鉄索の問題が顕著になって、畑作りを始めて、車の整備をして、無くなった燃料を運んだり、崩れた家の周りの石垣を心配したり、来年の橋の準備をする事などに腐心をする毎日に立ち至ると、自分の小さな頭の中は何時も何処でもそれらが浮かんでは消え、消えては浮かぶといった事になるのです。残雪で裏の林道が通れない事に起因するのですが、このもっきりやの立地は雪深い秋山の地でも更に二十日は遅れるのですね。しかし、それら総てを受け入れてもっきりやの謳い文句に「かかってこい もっきりや」を追加して私の矜持をご披露させて頂きました。
 こんな所に居るせいか、あんまり自然保護派ではありませんが、折り合いのつけ方だけは勉強させてもらっています。
 今日は温泉から来る道を、80歳をらくらく越した大家さんと直しました。鉄索の緩みを締めなおして、旧友と来年の橋に使う丸太を2本引き出しました。これでお仕舞いで、帰って昼寝もして、少しずつ体を慣らしていきます。
 写真は、アミガサ茸と行者にんにく。貴重品です。


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