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2005/04/07(木)
秋山名産営業開始
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4月6日 桜見ぬうち、ワシャ帰られませぬ。この日は暑く、皆半そでなり。多摩川の左岸には桜並木がありまして、お年寄りの一団がリュック担いで元気よく富士のお山へと急ぎ足。肩からラジオぶら下げた、ねじの一本抜けたよなふらふら歩く若い衆が、ラジオに合わせ鼻唄をくしゃみとともに撒き散らす。連れ行く犬の「ケンちゃん」は、帰るとばかり駄々をこね、風流ごころ微塵なく、貰える餌に腐心せり。それでもどうにか見物を、終えてこころも浮き立ちぬ。51,55共に打ち、眺めるテレビの面白く。 4月7日 上野、浅草、北千住とまわりまわって、援軍1氏と首都高から外環、関越と渡って津南には2時前に着きました。「くら」にて珈琲なんか飲んでから、また雪の秋山へと帰りました。地区でお弔いがあって、お線香を上げさせて頂いてから、仁成館さんでお茶と夕食までご馳走になり、感謝しつつ鉄索で帰り着きました。 冬の間私の命だった橋が、今まさに流れようとしておりました。上流のダムで水を払ったのか、みるみるうちに水かさが増え石に渡した橋の上を乗り越していきます。また、11月まで渡ることはないのですが、橋掛けの苦労を思うとあーアといった気持ちになるのです。道はズボズボと抜けて、長靴に雪が入りこみます。結構冷たいのです。明日は雪を掘って仁成館側だけでも土を出しておかなければなりますまい。 池に入ってくる水はゴッコと音たてて、この辺りの大地は着実に春に包まれているのです。
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