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2005/03/03(木)
土産話(2)
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僕らの今回の遠征は、ハンズで販売される商品のうち、ここ秋山でも探せる物はないかということでした。また、木工やロクロ等の腕を持つ人たちが昔から作っているものや、それから派生する生活用具などを復活するべくの研修旅行でもありました。いま東京で暮らす人々が毎日感じているものがどんなものなのか、自然のなかで暮らす僕らが忘れがちなものを捜す旅でもありました。 F1さんの感性に、横で驚いたり、笑ったりなかなか楽しいものになりました。ハンズから合羽橋、色々と動き回りながらチャカチャカと歩くF1さんのタフさかげんに関心し、その晩は菊屋橋でお世話になりました。 買い揃えた木屑や、秋山では燃やしてしまう小枝、ほんのちょっとのアケビの蔓などを肴に、研修の研修たる所以の意見百出で更けました。 翌朝、浅草寺をお参りして、上野で買い物などをして昼の列車でF1さんは帰られました。なんだか無理やり引っ張りまわしたようで、お疲れのテイも感じていましたが、それでは気をつけてと手を振る僕らに、ありがとうとお辞儀をするF1さんは、なんだか解放されたように晴れ晴れとしていました。
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