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2005/03/15(火)
生活建て直し委員会
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ぶんむくれて起きださない中学生のように、いぎたなく寝ておりました。確信犯というのではなくて、むしろ自分に照れてといった感じでした。 「あんた、何時まで寝ているんだよ。イヤになちゃうな、だらしないったらありゃしないヨ、まったく」と怒る人がいないから私は、のろのろ起きだすのです。時計を見ると10時半。腹の底で、あア―あとため息をつきます。ぼーっと一時間、きのうの豆炭コタツに肩まではいって、下らないフジテレビを見ていました。 どこかで気分を変えないといけないのです。きっかけです。光明を見つけるのです。解っているのですけれど、身体は消えかかったコタツのなかで、ピクリとも動きません。 こんかいの建て直しのきっかけは、腹が減った、と感じたことでした。 「よちゃん、ごはんどうするんだよ、食べないんなら、片付けちゃうよ」と自問自答していました。腹はへっているのです。それでコタツから出て、なんか作らなきゃと動き出した時、以前のように雪退治をやろうと自然に決めていました。 困った時の雪構いです。まず、谷側の雪をどけます。トイレの汲み取り口を空けます。それから風呂場に入っている水の確保。3時間ほどでやり終えました。だからどうだということはないのですけど、やろうと思ったことを終えるのは、精神安定剤です。ちょっとしたことですが。冬将軍の置き土産、雪の地雷原除去です。 その後、外せるとこの雪囲いを取り込み、室内を明るくします。こうして、私の生活建て直し委員会は機能し始めました。またいつかやってくる憂愁の時まで、こうして折り合いをつけてやっていくのです。
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