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2005/02/05(土)
玉砕か、はたまた転進か
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青ゲラめ、どうだ人間は恐ろしいものだぞ!とまぁ、朝はほくそえんだのです。昨夜、天井裏にちょっとしたいたずらを仕掛けたのです。例によって、奴さんチョコチョコと現れ来たり、我がもの顔にて徘徊するうち、バタバタと驚きおりしも、すは掛かったかと見るうち、トントンとその場を離れをり、身に起きたる不思議、はたと考える風情。いやに静かになりしも、一時置きし後そそくさと屋根裏を飛びたてるなり。 へへへと面白がって、起きだすと、なななんという驚き。白軍は十重二十重に当もっきりやに迫り来たり、かれこれ7日連続の攻撃を加えて来るではありませんか。守備隊長と鏡の前にて顔を見合わせ我が武運の尽きる時の迫りつつあるを感じっつつ、もしやあの青ゲラは敵の間者、それも伊賀者ならんと隊長に、申告すると、無精ひげを撫でつつ「さもありなん。これからはやがて死すべき我ならば、優しく接すべし。」と、いやに弱気な隊長の髪や、影の薄いこと。「今後各分隊ごと水杯の後、斬り込み玉砕をすべし」。と、もう匙を投げた格好。で、本5日白昼、敵に向かって、斬り込み突撃を2回実施するも、玉砕できないのです。食う物もろくに与えられなで、突撃はないよなー。というのが兵隊の本心なのですね。白軍は日が落ちて後、空軍の風を見方につけたものか、これでもかこれでもかと攻撃をつづけています。隊長は隠匿物資のウィスキー、酒、缶詰なんかを指揮所に持ち込んで、従軍看護婦とどんちゃん騒ぎであります。残された兵達は空腹に寝もやらず。半跏思惟といった姿で、明日の吾身を呪っています。ではMMCのヨッフンが現地からレポートをお送りしました。
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