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2005/02/22(火)
山での経済
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このところ、青ゲラはまったく屋根裏に現れません。暖かくなって、春が近いということでしょうか。それに、今は満月でこの辺りでは昔から「月夜廻りは 降らない」といった事が言われています。池で沢水は快いリズムで踊っています。 きょうは税金の申告の準備をしました。そんなに収入があるわけではないので簡単なのですが、一応国民として逃げられないので、良いにつけ悪いにつけ私も申告します。 山での暮らしは、東京で儲からない店をやっていたときと左程変わりません。年間の収入金額は120~140万円ぐらいでしょうか。いくらか貯金も持っていますが、それは自分の葬式代でして、生活はこの収入でやっています。もっとも昨年は「もっきりや」の営業権取得のため半分しかありませんでしたが、これは致し方ないでしょう。このなかから軽トラックの車検なども含めて支払うと、年金、税金、保険などが如何に高いか分かります。安直に貯金を頼りにしていれば、あツという間に素っ裸にさせられてしまいます。 ここに来た当初は、色々と必要な道具を買い揃えるためにお金を使いましたが、一応揃えると、今度はメンテナンスに掛かるのですけれど、私は使い方が荒いので結構使います。 食事には気を使いますが、お金は使いません。なにかを我慢しなくてはこの収入ではやっていけないじゃないですか。お酒も、安い焼酎を色々な入れ物に分けたり、随分と気を使うのです。たまに来る友人が、ワザと残して行ってくれる食材は大切なタンパク源です。 収入は、近くの旅館等で忙しい時に手伝いをしたりします。それでは食べていけないので、冬の間、出稼ぎに出ます。これでどうにか130万ぐらいになりましたが、近頃では仕事が少なくなったり、厳しくなりました。 もっきりやを3000円の低料金でもやれると思うのは、きっとこんなとこがベースにあるのかも知れません。でも、このままではいけませんのでもう少し楽になる為に、是非「もっきりや」にお越しください。
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