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2005/02/21(月)
春風亭好日
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大きな問題発生。これはチョッと大変だ。生活が成り行きません。どう対処するべきか、考えあぐねてしまいました。空は晴れても、心は闇だ。 そこで、気分を変えて 水木しげるさんの神秘家列伝2を読むことにします。面白いのです。なかでも、宮武外骨には教えられました。自らを危険人物と喧伝し、踏まれても蹴られても自らの信念を世に問うて行くわけです。文庫で漫画だから読んでみてください。で、なかに面白い唄が出ていましたので、水木先生には内緒でお知らせします。だからこの本を買ってみたら! あなた見なさい ほうずきでさへも 色もつかぬに 見そめられ 色気づいたら すぐ手折られて もまれて すわれて 根を出され 末はふうふうと なるわいな ドン ドン 大正4年ごろの俗謡らしいです。この最後のドンドンに私は、感じ入るのです。つまり大きな問題も、嬉しい出来事もみんなドンドンに括られるのです。 そこで私は、ドンドンと気持ちを落ち着かせて考えました。困った問題とは水が止まりそうなくらい細ってきたのです。ここに来てもう10年になりますが、何時も水には悩まされているのです。凍結したり、止まったり。この所といっても3年ばかりは順調で、忘れていたのです。するとこれです。 つまり次の手を考えました。水はオーバーフロウの分は来ているのです。タンクの中からの取り入れのパイプに何かが詰まって出が悪くなってしまったのだろうと、考えたのです。ドンドン。沢蟹でも入り込んでいたら、雪解けまではどうしようもありません。そこで、池に来ている水を汲み上げやすくするか、ホースで台所まで引っ張るかしかありません。そのためには池の周りの雪を片付けてねばなりません。で、やりました。30分でした。写真はその時のものです。 水がないから昼は餅とカップラーメンです。午後から浄水タンクを掘り出して、蓋を外して水の取り入れパイプに管を差し込んで、口で吹いてみます。これが中々大変で冷たいやら、濡れるやら、雪は降って来るやらで、ドンドンなのです。かれこれ2時間タンクと台所を行ったり来たりしながら、もういいやと諦めて。家に入りました。それでもだいぶ復活して。最後に流しの蛇口にホースを突っ込んで、すったり、はいたり、もんでみたりすると今度はしっかりと流れるではありませんか。ドンドン。 そんなわけで、自力で直したわけです。人は困ると悩み、諦めるけど、気分を変えてもう一度考えるとどうにかなるもんだと、勉強しました。
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