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2005/02/20(日)
鳥甲特攻隊、去る!
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こぬか雨というのは分かります。だとすると、きょうはこぬか雪であります。やがて粉雪に変わり、その後ボタン雪がフワフワと舞います。 鳥甲特攻隊とは昨夜から杯を重ねつつ、厳しい山行の話をしながら勉強させてもらいました。僕らの年代の、それぞれの人生を薪ストーブに暖められながら話すというのは楽しい。いくら飲んだって悪酔いはしませんでした。 また来ると、別れ際に話す鳥甲特攻隊をお見送りして、また一人になりました。 外は暖かく、難なく雪は掘れるのです。池の岩魚には申し訳ありませんが、どんどんと雪をぶち込み融かそうと努力した後、湯にもらい湯に行きました。 初めてカンジキを履かずに歩きました。秋山の数少ない猟師であるTOさんの所で、アジアの猟師を描いた「デルス・ウザーラ」、アメリカの猟師を描いた「大いなる 勇者」を見てもらうべくセットして来ました。東洋と西洋の狩りの違いは、同じ狩をするTOさんには楽しいものだと思います。その折、春の熊猟に勢子として連れて行ってもらえないか、打診してみますと、屋敷の猟ならと言ってもらいました。4月ごろ、ただしまだ何時になるか先のことは未定のようです。もし、同行出来て熊でも獲れれば皆さんに、克明にお伝えできるのですけども? 仁成館でお湯につかり、また長靴で帰り着きました。雪は腐っていてズボズボともぐります。あんまり楽しくありません。それでもあの時の降り方を思うとルンルンで足を運びます。 今漸く真っ暗に成り果てました。随分と日が長くなりました。
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