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2005/02/16(水)
天佑神助 あるか?
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ゴーゴーと風が吹いて、家が揺れます。吹雪だ!と感じて、また布団にもぐり込みます。風は一向に収まらず、むしろ強くなってきます。逃げられないと布団を出て、外を見ると雪が飛んでいくではありませんか。2日の軟禁生活を覚悟しつつ、よく見ると玄関の雪がどうも少なくなっているようにも感じるのです。「待てよ、南風?」と外に出ると、寒くはないのです。飛ばされた雪が顔に当たって、痛いには痛いのですが、風は雪を融かします。 たしかきのうのTVで半井小絵さんが東京は春の嵐だといっていたようにも思われて、だとすれば、これは天佑神助なのかもわかりません。 昼過ぎに、風は上空でうなりを上げていますが気温はどんどん上がっていきます。雪は、終電車の厚化粧のご婦人のようにテカテカに光って融けていくのです。屋根の雪も、ポタポタと垂れてきます。随分と沈みました。 急に暖かくなると、中津川が水かさを増すことがあります。大水が出るのです。橋が流されることを考えねばならなくなりました。たしか去年は、2月の末に橋が流されました。今年は少しぐらいの水では流されない工夫をしたけれども、相手は人間にいじめ抜かれた、疲れきった自然です。どうにか対処を考えねばなりません。 しかし、ここにいると次から次とよく難問が出てくるものだと感心してしまいます。見上げると、まだ青さの残る空にあすの天気を占って、片手拝みで「あんまり おじさんをいじめるなよ!」と頼みました。
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